バス用品探訪 運賃箱/レシップ
路線バスにて運賃収受を行うのが、運賃箱である。ICカード対応はもちろん、紙幣の両替など際立った多機能を誇る日本の運賃箱は、日本のおもてなしの象徴のひとつといえる。
いまでは乗車地及び降車地、バス停ごとの乗車人数などの様々な情報を収集し、各バス事業者におけるより効率的な営業運行をサポートする情報発信基地でもある。
今回のバス用品探訪では、レシップ株式会社を訪問し話を聞いた。レシップ株式会社は、ネオン変圧器、運行管理システムや、照明機器などのバス機器をラインナップしている。そのなかでも、1970年には運賃箱を開発し、ビジネスの幅を広げた会社でもある。
歴代の運賃箱の写真とともにレシップ株式会社の取り組み、運賃箱の現状をお届けする。
平成初期のバスを振り替える
昭和時代は、バスがまだ主力交通バスだった。その名残りが見える平成初期。平成初期にはもうすでに運行していたバス業者のなかから、宮崎県宮崎交通を紹介する。歴史とともに懐かしいバスの写真を掲載。
書籍情報
- 雑誌名:バス好きのための総合情報誌 バスマガジン Vol.97
- 講談社ビーシー/講談社刊
- 発売日:2019年 9月 27日
- 判型 :A4判
- 定価 :1,430円(税別)