千葉の蘇我と埼玉の大宮を2時間ちょいで直結ってマジ!? 最速通勤路を誇っていた「ちばたまライナー」

都心の通勤ラッシュに巻き込まれずに走行

蘇我駅は小湊鐡道の路線バスの拠点のひとつ。路線バスとともに高速バスも停留する
蘇我駅は小湊鐡道の路線バスの拠点のひとつ。路線バスとともに高速バスも停留する

 首都高速に入り、9号線から内陸へ向かい5号線を進む。都心のビルをかき分けるかのように、オフィス街の中を走る。反対方向は渋滞気味。その中に空港行きの便や、埼玉経由東京行きの夜行便ともスライドする。

 ビル群からマンションや民家へと景色が変わり、いよいよ埼玉県入り。田畑の姿も目に入る頃、さいたま新都心の文字も見えて高速を降りる。その埼玉県の拠点である、さいたま新都心、そしてもうひと息北上すると終点の大宮駅となる。

 千葉側では宣伝やキャンペーンなどに力を入れたちばたまライナーだが、利用者が伸びず、2019年11月30日をもって運行終了。関東北部へ向けての今後の展望に期待したが残念だった。

【画像ギャラリー】ラッシュ知らずの快適な通勤手段だった思い出の長距離バスを振り返る・ちばたまライナー:編(7枚)画像ギャラリー

最新号

【6月23日発売】巻頭特集は「会津乗合自動車」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン129号!!

【6月23日発売】巻頭特集は「会津乗合自動車」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン129号!!

バスマガジン Vol.129は6月23日発売!! 美しい写真と詳細なデータ、大胆な企画と緻密な取材で読者を魅了してやまないバス好きのためのバス総合情報誌だ!!  巻頭の[おじゃまします! バス会社潜入レポート]では、会津乗合自動車を特集。同社は福島県の約4割の面積を占める会津地方を営業区域とし、路線は会津盆地の若松・坂下・喜多方を拠点に、平野部の住宅地域から中山間地域へ広がるほか、東部の猪苗代・郡山湖南地区と南部の田島地区にも路線を有している。