【画像ギャラリー】〜KC-LV280と380〜 いすゞキュービック・V8車アルバム

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武骨。最新型のスタイリッシュさは感じなくてもバスに必要な要素と実力をパッケージしているLV!!

●アルピコ交通の富士重工7E車体

●アルピコ交通の東武バス顔車

長野市を主なエリアに受け持つアルピコ交通長野支社には、ここに紹介するボディタイプに加え、96MC車体の車両まで存在するという、まさにV8キュービック天国といえる。戸隠方面への山岳路線には元山陽電鉄の前後扉・高出力車が、市街地の路線には元横浜市交通局などの前中扉の標準出力車が、まだまだ数多く活躍中だ/撮影■ホリデー横浜

●国際興業(復刻カラー)

東京圏ではかなり希少なV8キュービックを所有する国際興業。いすゞ車のヘビーユーザーの同社であるが、この車両は生え抜きではなく、ごく短期間神奈川県の江ノ電バスに在籍したことがあるという異色の経歴を持つ車両である。1950年代のライトパープルとマルーンの復刻塗装をまとい、現在埼玉県の飯能営業所に所属している/撮影■ホリデー横浜
東京圏ではかなり希少なV8キュービックを所有する国際興業。いすゞ車のヘビーユーザーの同社であるが、この車両は生え抜きではなく、ごく短期間神奈川県の江ノ電バスに在籍したことがあるという異色の経歴を持つ車両である。1950年代のライトパープルとマルーンの復刻塗装をまとい、現在埼玉県の飯能営業所に所属している/撮影■ホリデー横浜

●三重交通

いすゞ王国である三重交通においてKC-LVは導入数が少ない部類に入る。L尺は純正・富士重工がほぼ半々であるが、写真のQ尺については全車が富士重工7Eボディ架装でエアサス&高出力エンジン搭載である。桑名地区の大規模団地輸送のため伝統的にこの仕様で導入されてきた勇壮なツーステ長尺はKC-LVが最後となった/撮影■湯
いすゞ王国である三重交通においてKC-LVは導入数が少ない部類に入る。L尺は純正・富士重工がほぼ半々であるが、写真のQ尺については全車が富士重工7Eボディ架装でエアサス&高出力エンジン搭載である。桑名地区の大規模団地輸送のため伝統的にこの仕様で導入されてきた勇壮なツーステ長尺はKC-LVが最後となった/撮影■湯

●九州産交バス

メーカーが満遍なく混在する九州産交のラインナップの中でもいすゞのKC-LVは少なくない。ただし西工ボディというのがファンの目を一瞬止める。この40号車は1970年代から採用されている標準路線カラーの99年式、賑やかなデザインのもう一方の同社“くじらカラー車”よりもLVには似合っている、という評価が多い。木山営業所所属で超低床スロープ付き/撮影■kmbdt926
メーカーが満遍なく混在する九州産交のラインナップの中でもいすゞのKC-LVは少なくない。ただし西工ボディというのがファンの目を一瞬止める。この40号車は1970年代から採用されている標準路線カラーの99年式、賑やかなデザインのもう一方の同社“くじらカラー車”よりもLVには似合っている、という評価が多い。木山営業所所属で超低床スロープ付き/撮影■kmbdt926

●関鉄グリーンバス

京成グループの関東鉄道には京成バスのV8キュービックが多数移籍。その一部は分社子会社の関鉄グリーンバスにも在籍する。しかし、写真のG057はエアサス仕様のKC-LV280Nで、名古屋市交通局から移籍したもの。最前部にある側面表示器と中4枚折戸、ハイバックシートが特徴だ。富士ボディ架装の僚車G058とともにV8サウンドを響かせている/撮影■加藤佳一(B.J.エディターズ)

●広島電鉄

広島電鉄に現存するV8キュービックはいずれも、呉市交通局のバス事業を引き継いだときに同局から移籍した車両だ。このうち6730・6731は純正ボディの短尺車KC-LV280Lで、当時の呉市営バス標準の中4枚折戸タイプ。また6725~6729は西工ボディの中間尺車KC-LV280Nで、中引戸タイプとなっており、高槻市交通局から呉市、広電と転籍してきた/撮影■加藤佳一(B.J.エディターズ)

●福島交通

以前は三菱車オンリーだった福島交通だが、2009(平成21)年にみちのりグループとなって以降、いすゞ車が新製されている。併せていすゞ車の中古購入も開始され、V8キュービックが登場している。型式はいずれも短尺・リーフサスのKC-LV380Lで、純正ボディが東急バスと川崎鶴見臨港バス、富士ボディが川崎鶴見臨港バスと相鉄バスからやってきた/撮影■加藤佳一(B.J.エディターズ)
以前は三菱車オンリーだった福島交通だが、2009(平成21)年にみちのりグループとなって以降、いすゞ車が新製されている。併せていすゞ車の中古購入も開始され、V8キュービックが登場している。型式はいずれも短尺・リーフサスのKC-LV380Lで、純正ボディが東急バスと川崎鶴見臨港バス、富士ボディが川崎鶴見臨港バスと相鉄バスからやってきた/撮影■加藤佳一(B.J.エディターズ)

●東海バスオレンジシャトル

このトップドアのキュービックは沼津事業所である“東海バス オレンジシャトル”に所属する878号車だ。旧沼津登山だっただけあって、“登山カラー”から塗装変更されたものだ

●富士急山梨バス

富士の四季をイメージした「グリーンベルト」カラーを纏うキュービック。写真のF3761号車は大月営業所で生え抜きとして活躍し、新製当時の状態を保つ貴重な車両だ
着席率向上を図る為に前後扉仕様が採用され、車内には2列シートがズラリと並んでいる

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