東武バス、東武バスウエストが、12 月 3日より、燃料電池バスを導入し、 営業運行を開始する。
文:バスマガジン編集部/写真:東武バス
車内にはユニバーサルデザインのシートも導入
このたび導入されたの燃料電池バスは、トヨタ自動車の「SORA」で、水素タンクに充填されたと空気中の酸素の化学反応によって発生した電力により、モ ーターを駆動させて走行する車両。
所属は新座営業事業所で、運行路線は[鶴02系統]「鶴瀬駅東口~ららぽーと富士見」を予定している(車両運用上の理由等により、変更の場合もあり)。
走行時に二酸化炭素や環境負荷物質を排出しない優れた環境性能を有した車両で、走行音もディーゼルバス車両に比べて静かなため、都市環境の改善にも有効と見られる。
また、 一部の座席に自動格納機構付きシートなど、ユニバーサルデザインを採用するとともに、視界支援カメラシステムによるドライバーの異常時対応など、安全支援装置を搭載。人と環境にやさしく安全性の高い車両だ。
優れた環境性能と高い安全を備え燃料電池バス導入することで、省エネルギー化や負荷の低減に寄与するとともに、利用者にさらなる安全を提供できるものとしている。