はとバスは、 定期観光バス運行開始73周年を迎える2022年3月19日に「はとバス謝恩コース 発車オーライ! 〜明るく明るく東京の街を走るのよ〜」コースを1日限定で運行する。
文:三条桐葭
編集:古川智規(バスマガジン編集部)
価格はサンキュー!
同社は1949年3月19日に定期観光バスの運行を開始し、73年にわたり移り変わる東京の街並みを案内してきた。同社では運行開始の記念日に感謝を込めて、サンキュー価格(3,900円)の特別謝恩コースを運行する。
早春のひととき、都内の春を感じていただくとともに、 旅のワクワク感や楽しい気持ちを 抱いていただけるよう、黄色いはとバスとバスガイドが東京の街を明るく案内するとしている。
はとバスの歴史をたどる企画展とは?
同コースは、東京の観光名所を約3時間40分で巡る。東京湾クルーズの船内では、創業当初のチラシ等、普段は公開していない同社の歴史をたどる貴重な資料を特別展示する。また東京タワーでは、はとバス公式キャラクター「しゃぽぽ」と東京タワー公式キャラクター「ノッポン」が登場し乗客を迎える。
コースの概要は次の通りだ。 出発日は2022年3月19日で、代金は大人3,900円・子ども2,340円。ツアーの行程は東京駅丸の内南口発着で次の通り。
東京駅丸の内南口(1300発)=日比谷公園=霞が関=国会議事堂=虎ノ門ヒルズ=東京タワー・メインデッキ(展望 /公式 キャラクターがお出迎え)=東京湾クルーズ(シンフォニー ・ アフタヌーンクルーズ乗船 /はとバスの歴史をたどる企画展 )=レインボーブリッジ=お台場=豊洲=勝鬨橋=築地=歌舞伎座=銀座=東京駅丸の内南口(16:40着予定)
降車観光と車窓観光のミックス
同ツアーでの降車観光は「東京タワー」と「東京湾クルーズ」のみで、その他の行程は車窓観光だ。また食事はつかない。
車窓観光が多いとはいえ、東京湾クルーズでは車窓観光以上の迫力と非日常が待っているはずだ。バスだけでなく船舶とのミックスで代金が安いので話題になりそうだ。
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