バスマガジン編集部がお送りするバス会社当てクイズ。難易度はさまざまですが、普段利用していればわかるレベルからマニア向けのレベルまで取りそろえておりますのでエンターテイメントとしてお楽しみください。
鉄用会社や航空会社よりも限られた地域で活躍する会社が多いのもバス会社の特徴です。通勤や通学、お買い物や観光旅行で利用するバス会社のことを知っていただき、楽しくバスに乗車していただきたいという思いで企画したクイズシリーズです。バス事業者がわかった方は、SNSなどでバスの思い出やお役立ち情報などをシェアしていただければ幸いです。
文/写真:古川智規(バスマガジン編集部)
難易度/★★★☆☆(問題番号220609)
【写真ギャラリーでバス会社を当てろ】何社わかる? 日本全国の事業者を当てよう!!
■正解はこちら!
●正解:北九州市交通局(北九州市営バス)
北九州市は5市が合併してできた政令指定都市で、指定されたのは福岡市よりも先です。その中の若松市(現在の若松区)で貨物軌道やバスを運営していた若松市交通局が北九州市交通局に引き継がれ北九州市営バスが誕生しました。そのため若松区を中心とした路線網で、一部が八幡西区や戸畑区、小倉北区に延びています。トップ写真は戸畑区と若松区を結ぶ若戸大橋を渡る北九州市営バスです。東洋一の吊り橋とたたえられた当時の技術の粋を結集して架橋され、北九州工業地帯を誇る橋でした。現在は自動車専用道路ですが通行料は無料です。
福岡県には西日本鉄道(西鉄)が広大な路線網を持っていますが、若松区のほぼ全域は北九州市営バスのエリアになっています。バスは西鉄の子会社であった西日本車体工業が北九州市小倉北区に存在したため、地元企業という理由で同社製のバスを導入し続けていました。現在では西日本車体そのものが解散したので、メーカー純正車体を中心に導入しています。
西鉄バスとともに若戸大橋を渡る路線がりますので、北九州市を訪れた際には乗ってみてくださいね。では次回のバス会社クイズをお楽しみに!