西日本鉄道が2022年7月1日(金)から運行を開始する「福岡~長門湯本温泉線」の愛称を公募していたが、このほど名称が決定した。その名も「おとずれ号」で、応募総数は900件を超えたという。愛称は応募の中から長門市、長門湯本温泉まち株式会社と、西鉄で選考。同路線で展開するキャンペーンも見てみよう。
文:三条桐葭
編集:古川智規(バスマガジン編集部)
愛称は「おとずれ号」
路線名は福岡~長門湯本温泉線で、運行開始日は2022年7月1日(金)。決定した路線愛称は「おとずれ号」だ。選考理由は、長門湯本温泉の中心を流れる「音信川」の「おとずれ」に、多くの方に長門市へ「訪れ」ていただき、幸せが「訪れ」るようにと願いを込めた。
西鉄では「おとずれ号」運行開始に合わせて企画乗車券を発売する。名称は「そぞろ歩きっぷ」で、発売額は8000円。高速バスの往復乗車券と長門湯本温泉で使用できるクーポンをセットにした。最大2400円お得とのことだ。クーポン対象店舗は10店で、クーポンと引き換えでサービスが受けられる。
さらに「そぞろ歩きっぷ」が5000円で購入できる運行開始割引キャンペーンが7月1日から8月31日まで行われる。発売日は予約開始日の6月1日からだ。「そぞろ歩きっぷ」の有効期間は10日間かつ復路の乗車日が8月31日までのものについて割引が適用される。
乗車しただけでゲットできるクーポンも!
前述の「そぞろ歩きっぷ」の利用でお得にはなるが、通常乗車でもバス前方に誰でももらえるクーポンを設置してあるので、片道利用の場合でも忘れずに受けとっておこう。
また西鉄旅行のパッケージでも「そぞろ歩きっぷ」と長門湯本温泉の1泊2食付き宿泊がついたものを16800円から発売する。
ダイヤは1日1往復
ダイヤは1日1往復で、停車停留所は博多バスターミナル~西鉄天神高速バスターミナル~長門湯本温泉~長門市役所前~センザキッチンだ。日帰りでも長門湯本温泉で3時間42分の滞在時間がある。
鉄道でも行けるが、福岡市からでは必ず乗り換えが必要なので高速バスで一直線の旅を楽しんでみてはいかがだろうか。
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