バスマガジン Vol.110は11月27日発売!! 美しい写真と詳細なデータ、大胆な企画と緻密な取材で読者を魅了してやまないバス好きのためのバス総合情報誌だ!
巻頭の[おじゃまします! バス会社潜入レポート]では、京成バスを特集。人気の連節バスを堪能してほしい。そして続く特集では[ギロッと睨み目のローザ]に初試乗。メーカーのテストコースで走りと新技術を実証する。
ジワる面白さ!! とご好評いただいている[バス用品探訪]では、富士通Japanの最新デジタコを徹底解剖。そしてついに試乗に漕ぎ着けた注目の電気バス[オノエンスターEV9.0]ではビックリのパフォーマンスを披露する。
大好評の[都道府県・地域別路線バス全方位レポート]は、『千葉県PART2』をお届けする。
おじゃまします! バス会社潜入レポート『京成バス』
東京都東部と千葉県北西部のエリアで路線バスを営業する京成バス。東京都心部と臨海部を結ぶ東京BRTも運行している。
高速バスは成田空港・羽田空港・「東京ディズニーリゾート®」と各地を結ぶ路線、東京駅発着の東関東自動車道・東京湾アクアライン系統、千葉県内・都内と名古屋、大阪・神戸、奈良を結ぶ夜行路線などを運行。貸切バスは契約輸送を中心に営業している。
京成バスは2003年に京成電鉄のバス事業を引き継いで営業を開始。現在は千葉県市川市に本社を置き、都内に江戸川、奥戸、東雲、金町の各営業所・車庫、千葉県に松戸、市川、新都心、習志野、千葉、長沼、新習志野高速の各営業所・出張所を構えている。乗合バス営業キロ3322・683㎞、社員数1613人だ。
新技術・バスコネクトを載せて発進!! 三菱ふそうローザに試乗
目尻が上がってギロッと睨み目の、この新型ローザはすでに街で見かける機会も多い。実は2019年頃すでに実践投入されているモデルだ。しかしメディアには大人の事情(コロナ禍も含めて)で試乗取材の機会が延び延びになっていた。
しかしついに、バスコネクトなる最新鋭機器を搭載したタイミングという好奇心ビンビンでの試乗となった。試乗インプレ自体も久々なので、3ℓ・直4エンジンと孤高のミッション『デュオニック』が生み出す走りのテイストも改めて紹介。
安全運行の実現ばかりでなくドライバーを守るのも役目!! 富士通のデジタコ
今回レポートする富士通ブランドのデジタルタコグラフは、“ネットワーク型車載ステーション”と呼ばれているモデルが積極的にラインナップされている。 単にデジタル式運行記録計(タコグラフ)の規格に対応しているだけでなく、LTE通信モジュールにより、取得データをデータセンターで一括管理する。
さらに、機種によっては最大9台のカメラを同時接続可能となっており、これらのカメラから取得した画像データもデータセンターで一括管理することも可能となっている、いわば「業務車両のプラットフォーム」といえるシロモノだ。
全長9mの電気バス[オノエンスターEV9.0]に試乗!!
本誌でもこれまで告知をして、ずっと追いかけ続けてきたオノエンスターEV9.0。その試乗がついに実現した。路線バスの運行ステージとしては狭隘路や通行人の多い商店街など、大型車では難儀なルートも少なくない。
またそんなに多くの利用者の需要が無い、という路線だってある。でも小型じゃちょっと……というときにこの大型に近いパッケージと、短めのボディ長による機動力。このサイズ感が生み出すバスの存在価値が輝き出す!!