【11月28日発売】バスマガジン116号!!  江ノ電バス特集や幻の名車三菱ふそうMR430復活劇など楽しいバス情報が満載!!

【11月28日発売】バスマガジン116号!!  江ノ電バス特集や幻の名車三菱ふそうMR430復活劇など楽しいバス情報が満載!!

 バスマガジン Vol.116は11月28日発売!! 美しい写真と詳細なデータ、大胆な企画と緻密な取材で読者を魅了してやまないバス好きのためのバス総合情報誌だ!!

 巻頭の[おじゃまします! バス会社潜入レポート]では、江ノ電バスを特集。アニメやドラマの聖地としてファンが訪れ、またあの独特な鉄道・江ノ電が走る地域を網羅する大人気の事業者だ。横浜エリアから大船、湘南地区をカバーし、一般路線ばかりでなく特定輸送でも地域住民の頼りにされている。

 続く[三菱ふそうMR430の復活]では、前2軸、後1軸という駆動・操舵レイアウトを持つ同車が、60年の時を超えて北海道の事業者、旭川電気軌道において見事に動態復活した話題を詳細に紹介する。

 そしてマニアチックな情報で好評の[バス用品探訪]では、バスの乗務員を点呼する最新のマシンを紹介する。これはロボットによる点呼を実現したもので、いま、バス業界最大の悩みのひとつである人材不足を打開する期待大の技術だ。

 大好評の[都道府県・地域別路線バス全方位レポート]は、『北海道 道東・道北』をお届けする。


おじゃまします! バス会社潜入レポート『江ノ電バス』

JR戸塚駅前を発車する江ノ電バスの路線車がトップ写真。神奈川県海側の各所で活躍する江ノ電バス徹底紹介する
JR戸塚駅前を発車する江ノ電バスの路線車がトップ写真。神奈川県海側の各所で活躍する江ノ電バス徹底紹介する

 江ノ島電鉄のバス事業を引き継いで営業している江ノ電バス。江ノ島電鉄の鉄道が走る藤沢市と鎌倉市、そして横浜市南部の4つの区でもバス路線を展開している。さらに藤沢駅・大船駅と羽田空港を結ぶリムジンバスも運行。貸切バスや特定バスも地域住民の交通インフラとして大活躍している。

鶴岡八幡宮の第三の鳥居の前を走る路線車。2022年のHNK大河ドラマの人気に乗って、秋には外国人旅行者の入国規制も緩和されたことから、人気のスポットとして復活している
鶴岡八幡宮の第三の鳥居の前を走る路線車。2022年のHNK大河ドラマの人気に乗って、秋には外国人旅行者の入国規制も緩和されたことから、人気のスポットとして復活している

 路線エリアの南部には鎌倉・江ノ島という大人気の観光地があり、観光客が常時見られる。その半面、週末を中心に乗用車による激しい渋滞が発生し、定時運行の障害ともなっている。鎌倉では定番スポットを巡る定期観光バスが運行されていたが、観光ニーズの多様化で利用者が減少したため運休。さらにコロナ禍を受けて廃止された。

■44年間放置されていた60年前のバスが見事に復活を遂げた!!

当初は外観だけの復活を、という計画だったが、せっかくなのでちゃんと走れるように、と膨大な経費と3000のリベット全交換という手間わかけて復活に至った
当初は外観だけの復活を、という計画だったが、せっかくなのでちゃんと走れるように、と膨大な経費と3000のリベット全交換という手間わかけて復活に至った

 かねてから復元作業が進められてきた旭川電気軌道の三菱MR430型が、10月21日にセレモニー開催とともにお披露目され、特別ツアーの営業運転が行われた。路線バス黄金時代の生き証人ともいえる12m級3軸の巨体がいよいよ乗客を乗せて息を吹き返したのだった。今コーナーでは、これを紹介する。

■出庫前、降車後に運行管理者に代わってロボットが乗務員を点呼する!?

点呼をしてくれるロボットは、デスクトップに鎮座する可愛らしい存在だった!?
点呼をしてくれるロボットは、デスクトップに鎮座する可愛らしい存在だった!?

 旅客や貨物輸送業界と言えば乗務前・乗務後の“対面式点呼”は義務だ。しかし、2022年4月より遠隔点呼の実施がスタートし、そして2023年1月からは条件付き乗務後点呼の自動化が開始される。まだ使用機器の認定などは行われていないのだが、その実証実験で使われたのが、今回紹介するナブアシストのロボット点呼だ。果たしてロボット点呼とはどういうものなのだろうか!?

■書籍情報

バス好きのための総合情報誌 『バスマガジン Vol.116』
講談社ビーシー/講談社刊
発売日:2022年11月28日
kindle配信日:2022年11月29日(予定)
判型:A4判
ISBN-10‎:4065302625
ISBN-13:978-4065302620
定価:1,760円(税込)/kindle価格:1,595円(税込)

最新号

【9月20日発売】巻頭特集は「東急バス」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン126号!!

【9月20日発売】巻頭特集は「東急バス」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン126号!!

バスマガジン Vol.126は9月20日発売!! 美しい写真と詳細なデータ、大胆な企画と緻密な取材で読者を魅了してやまないバス好きのためのバス総合情報誌だ!!  巻頭の[おじゃまします! バス会社潜入レポート]では、東急バスを特集。東京都から神奈川県において都市部から住宅地、田園地帯まで広いエリアを綿密なネットワークを展開、さらに高速路線バスやエアポートリムジンも大活躍。地域住民の足としてはもちろん、首都圏の動脈ともいえる重要な存在だ。  続く特集は、ついに日本に上陸しさらに種子島での運行が決まった、ヒョンデの電気バス[ELEC CITY TOWN]の試乗インプレッション。日本におけるヒョンデの本拠地である横浜・みなとみらい地区で、徹底的にその性能を確認した。  バスの周辺パーツやシステムを紹介する[バス用品探訪]では、なんと排出ガスからほぼ煤が出なくなるというエンジンオイルを紹介。この画期的な商品「出光アッシュフリー」について、出光で話わ聞いてきた。  そして後半カラー特集では、本誌で毎号、その動向、性能を追跡取材してきた「カルサンe-JEST」。このトルコ製小型電気バスがついに、運行デビューを果たした。その地は長野県伊那市と栃木県那須塩原市。今後の活躍が期待される出発式を紹介する。