バスマガジン Vol.121は9月27日発売!! 美しい写真と詳細なデータ、大胆な企画と緻密な取材で読者を魅了してやまないバス好きのためのバス総合情報誌だ!!
巻頭の[おじゃまします! バス会社潜入レポート]では、神戸市交通局を特集。海と山に挟まれたエリアにある神戸市は、山坂道ルートが“普通”といえるような路線が多く存在する。しかし市内にきめ細かいネットワークを展開し、市民生活から観光ニーズまで、きっちりと支えている。
続く新連載の「バス業界の働き方改革」では、“乗務員をの安全守る技術”とというテーマを置くが、乗客やバス乗務員ばかりではなく、町の交通安全を守るためと提案と、機材を紹介。バス事業従事者の負担を軽減するとともに、意識改革にまで拡大して紹介する。
そして“平成レトロ”という言葉まで使われ始めだした時代を、令和の現在から振り返る[平成初期のバスを振り返る]では、現在はアルピコ交通として長野を拠点に大活躍している事業者の松本電鉄時代を紹介する。
ご好評をいただいている[都道府県・地域別路線バス全方位レポート]は、『広島県』をお届けする。
■おじゃまします! バス会社潜入レポート『神戸市交通局』
神戸市交通局は、乗合バス営業キロ375.31kmを誇る兵庫県を代表するバス事業者のひとつだ。神戸市民からは“市バス”と呼ばれて愛されており、市民の生活に欠かせない存在だ。2005年から一部路線を神姫バス、三洋バスに管理委託を行っている。
かつては市電も走らせていた神戸市交通局だが、現在はJRや民鉄各線との連携をバスが担う形も積極的に行われている。また徒歩では厳しいような、急坂の途中や頂上に建つ住居に住む人も多いため、曲がりくねった狭隘の道も果敢に走る神戸市営バスの雄姿を見ることができる。
■バス乗務員を守るということはすなわち、交通の安全を守ること!!
バスには運行の安全のために、センサー、レーダー、カメラなどさまざまな装置で自衛を図っている。それらはメーカーから販売される際に基本メニューとして装備されているものがほとんどだが、バスの運行に際しては人的な意識はもちん、さらに安全を高める装置も用意されている。そんな現場の努力を紹介する。
■都市間、長距離路線など、地元の路線以外でも大活躍しているアルピコ交通の松本電鉄時代の姿
かつては松本市内の公共交通、ほぼすべてを一手に引き受けていた松本電鉄。社名が示すように鉄道路線。軌道路線の運行も行っていた。バス路線も市内を中心に郊外路線も広く展開していた。のちに川中島バス、諏訪バスとの協業により、平成2年からアルピコグループとしてリスタートする。そのたる、この初期の車両は実に多彩で楽しい。
■書籍情報
バス好きのための総合情報誌 『バスマガジン Vol.121』
講談社ビーシー/講談社刊
発売日:2023年9月27日
kindle配信日:2023年9月27日(予定)
判型:A4判
ISBN-10:4065322065
ISBN-13: 978-4065322062
定価:1,760円(税込)/kindle価格:1,595円(税込)
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