乗用車ならトヨタはトヨタでシャシーとボディを作り、日産は日産でシャシーとボディを作る(最近はOEMなどもあるけれど……)。いや、当たり前のことを言って恐縮ですが、実はバスはその定義に当てはまらないことが多いんです。
つまりA社のボディをB社のシャシーにのせるなんてことが日常茶飯事でした(しかも型式は同じ)。数は減ってきたものの今でもその活躍を見ることができます。
それは地方にある中古路線バスが大半を占める事業者。親会社からの転属がメインの事業者もあるが、大半はその時に中古市場に流通している車両から導入する事業者も多いのです。
そうなると同じ型式でも違うボディを架装している車両が入ることがあり、マニア心をくすぐるんですなぁ……。長野県長野市を走るバスのケースを紹介します。
TEXT/PHOTO:■湯(バスマガ信越支局)
バスマガジンvol.80
【画像ギャラリー】超濃い目で型式紹介!! 同じ型式なのに違うボディのバスたち