もっと以前は海上公園?
この船の科学館が開館したと同時に、アクセス目的でバス路線が出来たのが、都営バスの「門19丁」系統だ。門前仲町と当地を結んでいた。当時の停留所名は海上公園だった。
当地では宇宙博覧会が行われていて、品川駅東口から臨時バスが出ていた。その後に博覧会が終了すると定期化され、門19丁系統と統合された。これが現在走っている海01系統に発展する。
系統の「海」の文字はここから来ているというわけだ。また都市博覧会中止などを経て臨海副都心になっていくが、1996年に東京テレポート駅開業と共にバス停も船の科学館に改められた。
ちなみに海上公園を名乗る停留所はもう一つ存在していて、京浜急行バスに「京浜島海上公園」が大田区にあり現在も残っている。
レジャーに困らないこの地域
台場を中心とした臨海副都心は新しい地域と認識されることがあるが、事件の経過は早く当初とは随分と変わった。何もなかった頃から時期を経て、公園も整備されているし、新しく客船ターミナルが出来て従来の施設は縮小はしたものの営業中だ。
移ろいが早い地域だが、都内でのお出かけや、海が近い公園も多いので、普段は行かない非商業施設等を散策するには細かに停車するバスが便利だ。昔を知る人は実際に行って当時に思いをはせるのも一興だ。
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