関空へのリムジンバスほか全国への都市間高速バスも運行する近鉄バスのネットワーク

■ワンランク上の旅を演出するクラブツーリズム専用バス

「安全性」と「快適性」を追求した専用車両「クラブツーリズム号」を用意
「安全性」と「快適性」を追求した専用車両「クラブツーリズム号」を用意

 近鉄グループホールディングスのグループ会社であるKNT-CTホールディングスの事業会社・クラブツーリズムでは、前身の近畿日本ツーリスト(現・KNT-CTホールディングス)時代である1980年代より、旅行商品を店頭販売ではなくメディアを媒介して販売する新たなビジネスモデルを展開している。

「クラブツーリズム号」車内
「クラブツーリズム号」車内

 中心顧客は50代から70代のシニア層で、バスツアーはコストパフォーマンスの高いものからハイクラスなツアーまでバラエティ豊か。旅の移動手段である貸切バスも、「安全性」と「快適性」を追求した専用車両「クラブツーリズム号」を用意し、全国のバス事業者に運行を委託している。

 近鉄バスではトイレ・パウダールームつきの8156・8651・8652が稼働中である。

近鉄奈良・大阪・南大阪線を結び、大阪市ではオープントップバスを運行する近鉄バス

【画像ギャラリー】近鉄バスが所有するバスを詳しく見る! バス会社潜入レポート・近鉄バス:編[2]【高速車・貸切車・特定車】(8枚)画像ギャラリー

最新号

【9月20日発売】巻頭特集は「東急バス」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン126号!!

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バスマガジン Vol.126は9月20日発売!! 美しい写真と詳細なデータ、大胆な企画と緻密な取材で読者を魅了してやまないバス好きのためのバス総合情報誌だ!!  巻頭の[おじゃまします! バス会社潜入レポート]では、東急バスを特集。東京都から神奈川県において都市部から住宅地、田園地帯まで広いエリアを綿密なネットワークを展開、さらに高速路線バスやエアポートリムジンも大活躍。地域住民の足としてはもちろん、首都圏の動脈ともいえる重要な存在だ。  続く特集は、ついに日本に上陸しさらに種子島での運行が決まった、ヒョンデの電気バス[ELEC CITY TOWN]の試乗インプレッション。日本におけるヒョンデの本拠地である横浜・みなとみらい地区で、徹底的にその性能を確認した。  バスの周辺パーツやシステムを紹介する[バス用品探訪]では、なんと排出ガスからほぼ煤が出なくなるというエンジンオイルを紹介。この画期的な商品「出光アッシュフリー」について、出光で話わ聞いてきた。  そして後半カラー特集では、本誌で毎号、その動向、性能を追跡取材してきた「カルサンe-JEST」。このトルコ製小型電気バスがついに、運行デビューを果たした。その地は長野県伊那市と栃木県那須塩原市。今後の活躍が期待される出発式を紹介する。