熱海・三島・沼津の市街地から伊豆半島全域の生活と観光路線を担う東海バス

■高速バスは三島・修善寺発着、南伊豆エリア中心の定観バス

●河津七滝(ななだる)ループ橋

1981(昭和56)に完成した河津七滝ループ橋は下田街道随一の見どころ。修善寺駅行きの〈C50〉系統が絶景を眼下に橋を上っていく
1981(昭和56)に完成した河津七滝ループ橋は下田街道随一の見どころ。修善寺駅行きの〈C50〉系統が絶景を眼下に橋を上っていく

 高速バスは2路線が運行されている。「三島エクスプレス」は東海バスオレンジシャトルと小田急箱根高速バスの共同運行。大平車庫(沼津事業所)・三島駅とバスタ新宿を結び、平日7往復、土日祝日8往復のダイヤである。

 「伊豆長岡・修善寺ライナー」は新東海バスの単独運行。年川車庫(修善寺事業所)・修善寺駅とバスタ新宿を結び、平日1往復、土日祝日は三島地区経由の1往復が加わるダイヤである。

 定期観光バスは下田駅・伊東駅・熱海駅を起点に計7コースを設定。このうち5コースは季節限定の運行で、いちご狩り、すいせん、桜、あじさいなど、伊豆の旬を楽しむコースである。

 一般貸切バスは1999(平成11)年、新東海バスに一本化された。現在は新東海バスと東海バスオレンジシャトルを中心として、運行会社5社に分散配置されている。各社はこのほか、地域密着の契約貸切輸送を受託している。

【画像ギャラリー】東海バスが走る風景と所有するいすゞバスを見る! バス会社潜入レポート・東海バス:編[1](17枚)画像ギャラリー

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