電車/バスを交互に乗り継いで東北方面を目指す!! 東京を脱出して仙台へ……市内をどう抜けるかが勝負!?

■1日目の終点はあの場所に

 5月下旬はとりわけ日照時間の長い時期ではあるものの、中野栄駅に着く頃には周囲がだいぶ暗くなってきた。初日は次に乗る電車で終わりにするのが良さそう。

 中野栄からは仙石線の普通列車を利用する。ここで注意すべきは、夕方の列車は途中の東塩釜止まりが物凄く多い点。

電車の行き先に御用心
電車の行き先に御用心

 「乗っている電車が終点に着いたら必ずバスに乗り換える」ルール上、うっかり東塩釜行きに乗ろうものなら、だいぶ面倒くさいことになってしまうので、1時間に1本だけの「石巻」まで行く電車を確実に掴まえないといけない。20分くらい待ちが生じた。

 都心部で乗り慣れた205系もだいぶ少なくなったな〜、と感慨にふけりつつ電車に揺られること1時間ちょっと。終点の石巻に着いて、この日はここで区切ることにした。

1日で宮城県の石巻まで来られた
1日で宮城県の石巻まで来られた

 問題は石巻から先。うっすらと進めそうな経路が浮かんだまでは良いけれど、さてどっちへ転ぶか!?(つづく)

■1日目後半の行程

【電】品川→(特急ひたち13号)→仙台→(徒歩)→仙台駅前
【バ】仙台駅前→(宮城交通 仙台港線)→中野栄駅
【電】中野栄→(JR仙石線)→石巻

・運賃小計:10,592円
・乗車時間:6時間17分
・待ち時間:1時間8分
・移動距離:422.9km

【交互乗り継ぎ基本ルール】
(1)各種公共交通機関を、種類が連続しないよう乗り替えながら移動
(2)乗っている列車やバスが終点に着いた場合、必ず別種の公共交通機関に乗り換える。途中で降りるのは自由
○:電車→バス→電車→バス→電車…
×:バス→電車→電車→バス→バス…
(3)電車で同じ駅を2回通ってはいけない
(4)ホテル等の送迎サービスとタクシーは「バス」に含める
(5)船(リセッター)利用可。ただし船→船への乗り継ぎはNG
(6)徒歩移動は最後に利用した交通手段の延長線上
(7)新幹線は1日1回のみ利用可・距離100.99kmまで
(8)送迎サービスとタクシーは合わせて1日1回のみ利用可・距離9.99kmまで
(9)初電→終電・初バス→終バス みたいなのは忙しないのでよしとこうや
(10)デジタルガジェットのフル活用可・ただし絶対にメモを取ってはいけない

【利用できない乗り物】
高速バス(一般道走行区間のみの利用も×)、夜行列車、飛行機、距離100.00km以上の航路

【画像ギャラリー】電車バス交互乗り継ぎ旅東北編 1日目後半〜品川→石巻〜(13枚)画像ギャラリー

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