■八戸まで行っちゃダメ
さて、八戸線の出発時刻17:00が迫り、久慈駅へ戻って始発のキハE130系による454D列車に乗車。ここでも交互乗継ルール上の注意点が一つある。
行程の都合により、翌日の1投目をバスのターンにしておく必要がある。そのため、終点の八戸までそのまま乗っていくと、超めんどくさいことになってしまうのだ。
空いている宿との擦り合わせもあって、この日は八戸の2つ手前・本八戸までの切符を買った。所要時間は1時間33分。
それにしても、伊達に旅行商品のレストラン列車が走っているわけではなく、八戸線は車窓に広がるオーシャンビューが実にキレイな路線だ。
訪問が日照時間の長い5月下旬だったので、17時発でも景色を十分楽しめたが、彩度の高い青い海と水平線をクッキリ堪能するなら、13時発に乗ると尚良いかも。
回り道をした分だけ、移動距離も170km近くまで伸びた。とはいえ3日目は乗り換えも1回だけという極めてショートトリップに落ち着いた。
乗車時間と待ち時間が大体同じの、観光特化型の行程になったのもこの日が初めて。移動に根を詰めないのも時には大切か。(つづく)
■2日目の行程
【バ】盛岡駅前→(JRバス東北 白樺号)→久慈駅前
【電】久慈→(JR八戸線)→本八戸
・運賃小計:4,090円
・乗車時間:4時間18分
・待ち時間:4時間7分
・移動距離:169.1km
【交互乗り継ぎ基本ルール】
(1)各種公共交通機関を、種類が連続しないよう乗り替えながら移動
(2)乗っている列車やバスが終点に着いた場合、必ず別種の公共交通機関に乗り換える。途中で降りるのは自由
○:電車→バス→電車→バス→電車…
×:バス→電車→電車→バス→バス…
(3)電車で同じ駅を2回通ってはいけない
(4)ホテル等の送迎サービスとタクシーは「バス」に含める
(5)船(リセッター)利用可。ただし船→船への乗り継ぎはNG
(6)徒歩移動は最後に利用した交通手段の延長線上
(7)新幹線は1日1回のみ利用可・距離100.99kmまで
(8)送迎サービスとタクシーは合わせて1日1回のみ利用可・距離9.99kmまで
(9)初電→終電・初バス→終バス みたいなのは忙しないのでよしとこうや
(10)デジタルガジェットのフル活用可・ただし絶対にメモを取ってはいけない
【利用できない乗り物】
高速バス(一般道走行区間のみの利用も×)、夜行列車、飛行機、距離100.00km以上の航路
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