日本旅行メディアトラベルセンター 鉄道・バス企画デスクは、一晩で上下20 便以上のJR夜行高速バス「ドリーム号」が行き交う深夜の新東名高速の新城で、東⻄間の乗務員乗り継ぎを見学する「東⻄連絡ドリーム号 深夜の新城「乗務」引継見学」を企画した。
文:古川智規(バスマガジン編集部)
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■ドリーム号は昔からワンマン?
この企画は国鉄バス時代から続くドリーム号乗務員の夜間乗務引き継ぎを見学するもので、深夜の短 時間の間に続々と発着するドリーム号を見学する。発着地ではなかなか目にすることのない、深夜の引継場で展開されるJRハイウェイバスの車列も楽しみだ。
JR夜行高速バス「ドリーム号」は1969年6月10日の東名高速線開業と同時に国鉄により運行が開始されたが、運行当初から2名乗務ではなく夜間に経路途中で乗務員間の乗り継ぎが行われていた。
今回の企画では、京阪神〜東京を結ぶ便の引継ぎ箇所として使用されている、新東名の新城で乗務引継光景を見学する。現在、新城にはJRバス関東の新城支店が設置され、 ⻄日本JRバスとJRバス関東との間で、一晩で上下20便以上で乗務引き継ぎが行われている。
■2時間で18便!
ツアー行程では特に発着が集中する午前1時半から午前3時半の間に新城 に滞在し、上下18便程度を見学する予定だ。見学は安全確保の観点から引継場に設定された安全帯からで、撮影のフラッシュ使用は禁止、乗務員が特定できる写真のSNS等への掲出は禁止だ。
ツアーに使用するバスは、三菱ふそうエアロキング(⻄日本JRバス所属)をドリーム新城として貸切運行する。また経路途中の⻄日本JRバス京都営業所で保存⾞である国鉄ドリーム号1号⾞を撮影できる(庫内からの引出はしません)。 新旧ドリーム号と、ドリーム号ならではの深夜のセレモニー を楽しんでいただきたい。
■ツアー概要
ツアー名は「⻄日本JRバス三菱ふそう ⼆階階建⾞エアロキングでいく 東⻄連絡ドリーム号 深夜の新城運転引継見学」。旅行期間は2024年6月15日(土)出発で2日間。最少催行人員は35名。
旅行代金は、1名1席使用プランが25000円、1名2席使用プランが48500円で、大人小人同額。旅行行程は、<6/15(土)> 大阪シティエアターミナル[20:40 発]━━━⻄日本JRバス 京都営業所【ドリーム号1号⾞撮影】━━(休憩)━━ <6/16(日)> ━━新城 IC━━JRバス関東新城支店…ドリーム号引継場 【乗務引継見学】[01:30/03:30]…新城支店━新城 IC━━━ ━(離団可)名古屋駅前[05:30]━━━大阪駅周辺[08:30]。
なお、本ツアーは全行程で食事はつかない。
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