いすゞ BU10K。1972~1975年に多く導入されたBU系のうち標準尺・高出力のBU10Kで、北村製車体を架装する。平成初期まで多くの車両が活躍し、一部の車両はアルピコカラーに衣替えした
いすゞ BU04。いすゞ製一般路線車の多くを北村製車体が占める中、川重製車体で導入された車両。BU系は3種類のサイズが導入されたが、これは最も全長が短いホイールベース4.7m級の車両
いすゞ K-CPM500。観光タイプの車体を架装した高出力車で、後ドアは後年増設したもの。ハイパックシートを備えるが、リーフサス・非冷房仕様である。画像の富士重工製車体架装車のほか、川重製車体も採用された
いすゞ U-LV318L。富士重工7E車体を架装した高出力・前後ドアの車両で、導入当初は高出力を活かして上高地や白馬など山岳路線で使用された。1991(平成3)年式であるが、非冷房仕様で導入された
いすゞ U-LV318N。西日本車体工業製58MC車体を架装した長尺・高出力車で、上高地に導入された車両。当時は東日本地区での西工架装は非常に珍しく、ファンの間でも話題となった車両である
いすゞ KC-LV832L。1999(平成11)年に2台が導入されたフルノンステップバスで、当時は民営バスとしては珍しい導入例であった。また、リフトバスやノンステップバスから地色がアイボリーからパールホワイトに変更された
日野 P-RU638BB。中央高速バス新宿線新設に伴い導入されたトイレ付スーパーハイデッカ車で、新宿線から退役した後は、長野~松本間など県内高速バスなどにも使用された。初期導入車は旧塗装が施されていた
日野 P-RY638AA。全国的にも少数の導入に留まった日野製2階建てバス「グランビュー」で、奈良交通から1台が転入し、定期観光バスで使用された。松本電鉄での活躍も短く、早期に引退した
三菱 P-MP218K。神戸市交通局から転入したエアロスターMで、このほかにも大阪市交通局や淡路交通など関西地区からの転入が目立った。もともと同じ前後ドアを標準採用していたことも背景にあろう
日野 U-HU2MMAH。地球環境問題への取り組み深度化に合わせ、日野製ディーゼル・電気ハイブリッドバス「HIMR」が市販開始とともに導入された。上高地をはじめ、白馬や松本市内路線でも活躍した