京成バスでは、新型コロナウイルス感染拡大防止対策の一環として、昨年11 月より、同ウイルスに最大5年間有効な 『抗菌・抗ウイルスコーティング』 の車内施工を開始し、今年1 月に全車両の施工を完了した。
文:バスマガジン編集部
【画像ギャラリー】 抗菌・抗ウイルスコーティングの施工とその告知
『抗菌・抗ウイルスコーティング』 の実施メニューはコレだ!!
対象車両は同社全車両である836両(一般路線バス637両、高速バス157両、貸切バス42両)でつり革、手すり、降車ボタンをはじめ、ガラス、壁面、座席シートなどの車内全体に無光触媒を専用スプレーガンで噴霧(高速バスはトイレ内も含む)。
使用する触媒には抗ウイルス効果が確認されており、無臭、無害で人体への影響はないとしている。また、1度の施工により最大5年程度効果が持続することも確認されている。
効果として「新型コロナウイルス(SARS‐CoV‐2)」に対し、ISO18184、およびISO21702 に準拠した第三者機関の試験結果によって、99.9%以上の減少効果が確認さた。
そのほか、施工済みであることを告知するステッカーを車内と車外の乗降口付近に貼付けるほか、車内の液晶モニターにも表示される。
京成バスでは、乗客が安心してバスを利用でけるよう、引き続き新型コロナウイルスの感染拡大防止対策に取り組む方針だ。