ジェイアールバス関東は同社が企画・募集する主催旅行で、往復にエアロキング、現地で弘南バスの現役車両である日野K-RE101に乗車するツアーが催行される。内容を見てみよう。
文:三条桐葭・編集:古川智規(バスマガジン編集部)
【画像ギャラリー】エアロキングと日野K-RE101を同時に楽しむツアー催行!
「ダブルデッカー」と「モノコック」を同時に!
出発日は2021年10月29日(金)で、出発地は東京駅鍛冶橋駐車場だ。このツアーでは往復にダブルデッカーの三菱ふそうエアロキングが使用され、弘南バス弘前営業所からは1980年式日野K-RE101に乗車する。東京から青森県の弘前まで行くので、本ツアーは往路夜行、復路昼行で0泊(車中泊)2日になる。
行程は次の通り。東京駅八重洲鍛冶橋駐車場(29日20:40集合,21:00出発)==(東北道利用 途中SAで休憩、自由朝食)==(30日7:00着)弘前市弘南バス弘前営業所(弘南バスHINO K-RE101乗換7:30発)==ミステリーバスツアー(途中自由昼食)==(12:00)弘前営業所着後記念撮影(12:40発)=(12:50)大坊温泉(13:00発)==(東北道利用、途中SAで休憩、自由夕食)=東京着(23:00)
添乗員は同行せず、同社係員が同行する。また全行程において食事は付かないので、2日目の朝・昼・夕食は休憩時間などに各自で取ることになる。
なおエアロキングはダブルデッカーで座席仕様にグレード差があるため、旅行代金も異なる。旅行代金は2階席プレミアムシート利用で40,000円、2階席スーパーシート利用で30,000円だ。募集人員は24名、最少催行人員は20名。
この車両は弘前大学が自家用車として保有していたものを弘南バスが譲渡を受けて車検を取得して事業用登録されたもの。昭和54年排ガス規制適合車として登場したシリーズで、車齢は40年を超える。
このシリーズは純正の日野車体のほかに、富士重工や西日本車体工業がボデーを架装しているが、本車両は日野車体のトップドア車だ。