【東北本線運転再開】地震にともなう東北新幹線不通区間の迂回経路と高速バス情報【3/23現在】


 東北地方の地震により東北新幹線に不通区間があり復旧の目途はたっていない。記事執筆時現在の主に首都圏からのう回経路等をまとめた。すべての交通機関を網羅しているわけではないので、最新の状況は各事業者のホームページ等でご確認いただきたい。(本稿写真はすべてイメージです)

文:古川智規(バスマガジン編集部)

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鉄道の不通区間と運転再開見込み

 2022年3月23日時点での鉄道不通区間と運転再開の見通しは次の通り。
・常磐線:原ノ町~新地間の上下線で終日運転を見合わせ。特急ひたち号は原ノ町-仙台間で区間運休。代行輸送はなし。 24日に全通の予定。臨時ダイヤは23日中に発表。
・東北本線:22日は線路支障と停電の影響で運転見合わせが多く出ていたが、23日は一部運休があるものの全線で運転を再開する見通し。
・東北新幹線:引き続き郡山~一ノ関間の上下線で終日運転を見合わせ。東北新幹線不通区間の東北本線・臨時快速列車は運転再開。

 東北新幹線の不通区間の運転再開については、郡山駅から福島駅の間は4月2日頃、仙台駅から一ノ関駅の間は同月4日頃の運転再開を計画。また4月20日前後の全線運転再開を目指して復旧工事中。

臨時列車乗り継ぎ

 東北本線の臨時快速列車は、橋梁復旧作業が完了したことから運転が再開される。郡山-仙台間で臨時快速列車が6往復、仙台-一ノ関間で4往復が設定されている。なお、仙台駅での臨時快速列車同士の乗り継ぎは考慮されていないため、相当な待ち合わせ時間が発生する。定期普通列車を考慮する必要があるかもしれない。臨時列車の運転期間は当面の間。

 秋田への日本海回りは引き続き利用でき、上越新幹線から特急いなほ号への乗り継ぎが利用できる。酒田発着の1往復(いなほ5/10号)が秋田まで臨時快速として延長運転されている。

 いなほ号の延長運転とは別に当面の間、いなほ9号(新潟発 17:16 酒田着 19:25)から下り普通列車 557M(酒田発 19:08 秋田着 20:57)へ接続をし、乗り継ぎができるダイヤになる。これにより普通列車 557Mは、接続待ち合わせのため酒田駅の発車が20分程度の遅れが見込まれる。日本海側の臨時扱いも当面の間実施される。

高速バス・東京→仙台

 JRの高速バスは首都圏から仙台方面を中心に増便・増車して東北新幹線の補完として対応している。現状でも満席の便が多いが、座席は「高速バスネット」と「発車オーライネット」の双方で管理しているので、満席の場合でも両方でチェックすると空席が見つかるかもしれない。

ジェイアールバス東北

臨時の航空便

 航空各社は羽田空港から仙台を中心として東北各方面への臨時便を設定している。

 23日は日本航空(JL)は仙台に3往復、花巻に2往復、山形に1往復の臨時便を設定している他、伊丹から花巻に1往復の臨時便が設定されている。
全日本空輸(NH)は、23日の便として仙台に4往復、福島に1往復を設定している。

24日から常磐線経由で仙台行きが運転再開へ

 現在、鉄道で仙台方面へは東京(東北新幹線)郡山(東北本線・臨時快速列車等)仙台という経路だが、24日からは常磐線が全通するため、特急ひたち号を臨時快速列車として設定する予定。

 東北新幹線は東京-那須塩原・郡山間が全列車「なすの号」で各駅停車、一ノ関-盛岡間が全列車「やまびこ号」で各駅停車、盛岡-新青森間が全列車「はやて号」で各駅停車、新青森-新函館北斗間が全列車「はやぶさ号」として完全に分割運転される。

 最も移動需要の高い首都圏-仙台間は新幹線と在来線乗り継ぎの他、依然として高速バスと航空便の需要もありそうだ。

 (本稿の情報は正確を期すように努めていますが、ご利用の際は必ず事業者発表のバス停掲示やホームページ等をご確認の上でご計画ください。)

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