【東北新幹線・仙台~一ノ関開通】地震にともなう東北新幹線不通区間の迂回経路と高速バス情報【4/4現在】


 東北地方の地震により不通だった東北新幹線の仙台~一ノ関駅が運転を再開する。全線での運転再開は4月20日前後を予定している。

 記事執筆時現在での、主に首都圏からのう回経路等をまとめた。すべての交通機関を網羅しているわけではないので、最新の状況は各事業者のホームページ等でご確認いただきたい。(本稿写真はすべてイメージです)

文:古川智規(バスマガジン編集部)

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鉄道の不通区間と運転再開見込み

 2022年4月4日時点での鉄道の運行状況は次の通り。
・常磐線:全線で運転。徐行区間は原ノ町-仙台間のみになり、通常より30分程度余計に時間がかかる見込み。ひたち号の仙台行きについては原ノ町~仙台間を臨時快速として、いわき行きの一部を仙台まで延長し、いわき~仙台間を臨時快速列車として運転。

・東北新幹線:残る不通区間の福島~仙台は引き続き上下線で終日運転を見合わせ。東北新幹線不通区間である福島-仙台間は東北本線の臨時快速列車または普通列車を運転。臨時快速列車は概ね70分前後で福島と仙台を結ぶダイヤ。

 山形新幹線は2日に福島まで開通したことから直通運転を再開している。秋田新幹線は仙台~一ノ関間が開通したことにより、こまち号が仙台~秋田間で直通運転を再開する。こまち号は1日14往復が臨時ダイヤで設定される。

秋田・山形新幹線は臨時ダイヤで運転

 山形新幹線は分岐する福島駅まで開通したことから、東北新幹線と奥羽本線を直通運転できるようになったので、東京から臨時ダイヤで本数は少ないものの、山形・新庄まで直通運転が再開される。

 また、秋田新幹線は東京からの直通運転はできないものの、仙台発着で秋田まで直通運転を再開する。こまち号も臨時ダイヤで運行する。

高速バス

 JRの高速バスは首都圏から仙台・山形方面について、夜行便を増便している。また福島線は増車を実施している。現在のところ4月10日までの増便が決定しているようだ。座席は「高速バスネット」と「発車オーライネット」の双方で管理しているので、満席の場合でも両方でチェックすることをお勧めする。

 青森、盛岡、秋田、福島への夜行便は通常通りの運行を予定している。

ジェイアールバス東北

臨時の航空便

 航空各社は羽田空港から仙台を中心として東北各方面への臨時便を設定している。4日は日本航空(JL)は仙台と花巻に4往復の臨時便を設定している。全日本空輸(NH)は4日は仙台に3往復の臨時便を設定している。

仙台へは常磐線・東北本線乗り継ぎ・高速バス・航空便からの選択

 4月4日に一ノ関~仙台間が開通したことから、4月4日現在の仙台への鉄道ルートは東北新幹線で福島まで行き、普通列車か臨時快速列車で仙台まで行くか、品川・東京・上野から特急ひたち号で乗り換えなしで行くかだ。

 高速バスは夜行便の設定があるので、夜発で朝着の時間をもっとも有効に活用できる移動方法だろう。前述の通り夜行便については増便されている。

 航空便は空港まで(から)の時間を考慮しなければならないが仙台までは1時間程度。ただし最も運賃が高いので株主優待券を活用する等、お財布との相談になりそうだ。

 また仙台から北側が運転再開することから、盛岡、秋田、青森、北海道方面へは仙台から行きやすくなるが、臨時ダイヤで速達便がないことから、お急ぎの場合は前日からの夜行便高速バスか、航空便の選択になるだろう。

(本稿の情報は正確を期すように努めていますが、ご利用の際は必ず事業者発表のバス停掲示やホームページ等をご確認の上でご計画ください)

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