帝京大学・東京理科大学・松本市・東京国道事務所は、高速バスを利用した「ばす旅」を広めるとともに、交通結節点の整備(バスタプロジェクト)の必要性の周知と、地方との結びつき強化による観光産業の活性化を目的にプロジェクトを立ち上げた。
具体的な取り組みの例として、バスタ新宿内を巡るクイズラリー、パネル展示、松本市内スポットにおいてデジタルスタンプラリー等を実施する予定だ。
文:古川智規(バスマガジン編集部)
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■プロジェクトの目的
このプロジェクトの目的は、高速バスを利用した「ばす旅」を広めるとともに、高速バス発着の拠点となる交通結節点の整備(バスタプロジェクト)の必要性等を周知し、もって、地方とバスタの結びつきの強化による地方観光産業等の活性化に資する事だ。
プロジェクトの立ち上げは令和3年12月で、具体的には学生主体で検討を進め、自治体や東京国道事務所等が実現に向けてサポートする体制としている。
2023年11月時点でのプロジェクトチームの主要な構成は、帝京大学 経済学部 大下茂教授を代表として、東京理科大学 創域理工学部 栁沼秀樹准教授、帝京大学 経済学部大下ゼミ、東京理科大学 創域理工学部計画研究室、松本市 観光プロモーション課、国土交通省関東地方整備局東京国道事務所で、今後は展開に応じて構成員を増やす予定としている。
現状では大学と行政のみで、バス事業者や観光産業の当事者が入っておらず、今後のプロジェクトの進行にともない当事者の意見がどのように反映されるのかも焦点となろう。
■バスタ新宿や松本市内でイベントも!
11月でのスポットや12月までの期間で、バスタ新宿や松本市においてバスターミナルカードの配布やスタンプラリー・クイズラリー等のイベントが行われる。
バスに乗る目的で来た人にはクイズラリーをしている暇はないだろうが、到着客の場合はバス降車階でイベントが行われるので、その後の予定に空きがあればチャレンジしてみてはいかがだろうか。
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