西鉄が夏休みに子供に手厚い「にしてつキッズフェア2025」を開催!! 今年も熱い日々になりそうだ!!

西鉄が夏休みに子供に手厚い「にしてつキッズフェア2025」を開催!! 今年も熱い日々になりそうだ!!

 西鉄グループでは、2025年7月19日(土)から9月28日(日)までの期間中「にしてつキッズフェア」と称して同社グループ全体で子供向けのイベントやサービスを実施する。バスに関係するものをピックアップする。全体でかなり手厚いサービスなので、夏休みの思い出作りや絵日記のネタとして活用できそうだ。

文/写真:古川智規(バスマガジン編集部)
(詳細写真は記事末尾の画像ギャラリーからご覧いただくか、写真付き記事はバスマガジンWEBまたはベストカーWEBでご覧ください)

■「にしてつキッズフェア」の背景

西鉄電車のフェアもある
西鉄電車のフェアもある

  西日本鉄道では「次世代を担う子どもたちへの支援」を強化している。「にしてつキッズフェア」では、西鉄グループが展開する事業の「お仕事体験」をしてもらう「にしてつキッズしごと体験スクール」をはじめ、小学生以下の子供を対象に、一般路線バスの運賃をどこまで乗っても1乗車50円とする「こども50円バス」のほか、小児用nimocaを利用者を対象とした「こども実質50円電車」を実施する。

連節車もOK!
連節車もOK!

 電車やバスに限らず、だざいふ遊園地やマリンワールド海の中道などレジャー施設でも入園料が割引になるほか、ソラリアステージやレイリア大橋などの商業施設、雑貨館インキューブにおいても、お得なサービスの実施やワークショップを開催する等、期間中は多くのイベントを用意する。

こどもは路線バスが50円!
こどもは路線バスが50円!

 各種割引・サービスには「にしてつキッズチャンネル」LINE公式アカウント内で配布されるクーポンを必要とする場合もある。西鉄グループホームページ内に「にしてつキッズフェア」特設ページを開設していいるので詳細はご確認いただきたい。西鉄では、「施設やサービス、イベントをご利用いただき、お子さまと素敵な時間を過ごしていただければと思います」としている。

■こども50円バス

対象外路線の一覧
対象外路線の一覧

 「こども50円バス」の実施期間は、2025年7月19日(土)~8月31日(日)で、上記期間以外は土・日・祝のみ実施する。こども50円バスの内容は、小学生以下の子供を対象に一般路線バスの運賃を50円にするもの。対象路線は、西鉄グループ※が運行する路線バス(臨時バスを含む)と一部の特急バス。グループ事業者は、西日本鉄道、西鉄バス北九州、西鉄バス久留米、西鉄バス佐賀、西鉄バス大牟田、西鉄バス筑豊、西鉄バス宗像、西鉄バス二日市、北九西鉄タクシーの各社。

連節車に乗ると不思議な気分?
連節車に乗ると不思議な気分?

 なお、日田バスについては、福岡市内での臨時路線(ドーム臨時・マリンメッセ臨時)以外は対象外、また亀の井バスも対象外。現金で乗車する場合は、整理券を取り降車時に乗務員に「小学生です(こどもです)」と申告して50円を運賃箱に投入する。小児用nimocaの場合は通常の乗車方法でタッチし子供運賃を差し引くが、後日50円との差額をポイント付与でポイントバックする。50円玉を多く用意しておくのがスムーズなようだ。

■西鉄バス営業所を巡るクイズラリー

壱岐営業所のバス
壱岐営業所のバス

 「西鉄バス営業所を巡るクイズラリー」はまだ詳細は決まっていないが、実施期間は2025年8月1日(金)~8月31日(日)の期間で、スタンプラリーの内容は、西鉄バス営業所を巡るクイズラリーを実施するもの。巡った営業所の数に応じてプレゼントがある。詳細は決まり次第、特設サイトで告知される。

都市高速からの眺めは格別?
都市高速からの眺めは格別?

 西鉄の営業所はすべてではないが、バス停があるところが多く、概ね行きやすい。営業所発着の路線が多いからだ。営業所の名称でバス停が設置されているところもあれば、付近の著名な地名が営業所になっている場合もあるので、あらかじめ保護者と計画を立てながら営業所巡りをするのが楽しそうだ。

営業所行きの路線に乗ろう!
営業所行きの路線に乗ろう!

 例えば、壱岐営業所の構内バス停は「野方」、西鉄バス北九州の小倉営業所は「砂津」というように、営業所名がバス停になっていないところもあるが、そういう違いを見つけながら巡るのも楽しそうだ。

連節車は福岡市内でも北九州市内でも迫力満点!
連節車は福岡市内でも北九州市内でも迫力満点!

 スタンプラリーの詳細が発表されていないので何とも言えないが、スマホで営業所内のバスを遠景で撮影したり、出庫するバスを見たりと、特に構内のイベントではないとしても、ただバスに乗る以上に子供には楽しみが多いことだろう。

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