日野自動車は中型観光バス「日野メルファ」を一部改良し発売する。6速ATや『ドア連動ニュートラルシステム』を搭載する。またアイドルストップシステムを標準装備する。詳細を見てみよう。
文:古川智規(バスマガジン編集部)
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■新しいメルファの改良点とは?
今回の日野メルファにおける改良は、6速AT(クリープ機能を搭載)の採用により、ドライバーの負担軽減と快適な乗り心地を両立させた。また、安全面では乗客の乗降時に扉と連動して誤発進を防ぐ『ドア連動ニュートラルシステム』を新たに搭載し、車内事故の予防に貢献する。
さらにアイドルストップシステムを標準装備するほか、新設計の運転席シートにより省燃費と長時間運転での快適性を実現している。同社では「日野は、お客様の車両の稼働を止めない「商品品質」と「トータルサポート品質」を掛け合わせた「総合品質」を最大の強みとして、これからも製品の安全性能やドライバーの運転支援機能などの向上を通じてお客様・社会の課題を解決し、持続可能な社会の実現を目指していきます」としている。
■車両概要
車両概要は、次の通りだ。日野メルファ(RR2AJDV-EXUDAQC)中型観光・スーパーデラックス(代表車型)は、A05Cエンジン162KW(220PS)で6速ATを搭載。定員は41名で、価格は25,976,500円である。
バスの値段は高いものだが、乗用車よりもはるかに長い時間かつ長い距離を走る。よって、廃車までの距離当たりの単価がそのまま価格差というわけではないが、自家用を除いてバスはそれ自体が収益を生む源泉だからこそ、高い品質と満足度の高い製品が必要だ。
中型の観光バスタイプの車両は、貸切バスとしての需要は大型車ほどではないものの、少子高齢化やグループ旅行の少人数化、あるいは昨今問題になっている学校等のクラブ活用での送迎バス等で活躍の場が失われることはないだろう。
バスの場合は大は小を兼ねるで大型車に寄せた方が一般論しては製造コスト的には有利だが、一度失われた製造技術は簡単には復活しないので、リニューアルしながらアップデートをし続けるメルファを見かけたらバスファンとしては応援したくもなるものだ。
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