特化した運行で関西の移動を支える 金剛自動車、 西日本ジェイアールバス、 大阪空港交通、 関西空港交通:編

《関西空港交通》駒の切継ぎが多く痛々しく感じる

 南海グループの一員で、こちらはその名のごとく関西空港をメインにリムジンバスを運行する。開業当初から関西空港交通の方向幕はどの車両も「黒幕」を採用している。大阪空港交通とはレイアウトが似ているものの書体はどちらも丸文字だ。

関西空港交通の方向幕は黒ベタ幕だ。ローマ字併記が独特
関西空港交通の方向幕は黒ベタ幕だ。ローマ字併記が独特

 社名表示である「関西空港交通」のローマ字は「AirportLimousine」になっており、書き方が大阪空港交通とは異なっているので、見比べてみると面白い。

 S-light製バーコード検知式表示機を採用するが大阪空港交通より切継ぎが多く、コマの途中を切って新しいコマを継ぐため、ファンとしては痛々しく感じる。

【特集関西の方向幕 第1回】大阪市交通局、高槻市交通部、京阪バス:編

【特集関西の方向幕 第2回】近鉄バス、阪急バスグループ、 南海バスグループ:編

最新号

【9月20日発売】巻頭特集は「東急バス」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン126号!!

【9月20日発売】巻頭特集は「東急バス」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン126号!!

バスマガジン Vol.126は9月20日発売!! 美しい写真と詳細なデータ、大胆な企画と緻密な取材で読者を魅了してやまないバス好きのためのバス総合情報誌だ!!  巻頭の[おじゃまします! バス会社潜入レポート]では、東急バスを特集。東京都から神奈川県において都市部から住宅地、田園地帯まで広いエリアを綿密なネットワークを展開、さらに高速路線バスやエアポートリムジンも大活躍。地域住民の足としてはもちろん、首都圏の動脈ともいえる重要な存在だ。  続く特集は、ついに日本に上陸しさらに種子島での運行が決まった、ヒョンデの電気バス[ELEC CITY TOWN]の試乗インプレッション。日本におけるヒョンデの本拠地である横浜・みなとみらい地区で、徹底的にその性能を確認した。  バスの周辺パーツやシステムを紹介する[バス用品探訪]では、なんと排出ガスからほぼ煤が出なくなるというエンジンオイルを紹介。この画期的な商品「出光アッシュフリー」について、出光で話わ聞いてきた。  そして後半カラー特集では、本誌で毎号、その動向、性能を追跡取材してきた「カルサンe-JEST」。このトルコ製小型電気バスがついに、運行デビューを果たした。その地は長野県伊那市と栃木県那須塩原市。今後の活躍が期待される出発式を紹介する。