■うどんを食べてサンライズ
各停留所では数分の早着で発車時刻まで待機して出発したが、これは淡路島内で乗車扱いができるためだ。よって四国に入ると降車のみなので早着してもそのまま発車する。大阪や神戸をラッシュ時でない時間帯に通ったとはいえ、昼行便にしてはなかなかの定刻ぶりだ。約10分ほどの早着で高松駅に到着後は、定番のうどんを食べてサンライズ瀬戸に乗り東京へ戻った。
京阪神と四国を結ぶ路線は、バス路線同士の競争はもちろんだが、新幹線や船舶との競争もあり全体的にサービスは良いように思えた。記者が乗車したフットバスは、三菱ふそうのエアロエースだったが、独立3列シートでカーテンが使え、セルフサービスだがブランケットまで備える夜行仕様に匹敵する車両だった。
バスだけでの移動となると今の運転士不足の中では限界がある。路線バス乗り継ぎの旅を主題とするテレビ番組も存続が難しい状況だろう。路線バス、高速バス、鉄道や船舶をうまく組み合わせて、日程と予算が許すのであれば出張ついでに楽しい旅をしていただきたい。
【画像ギャラリー】昼行中距離便で独立3列シートなんて素敵?大阪からフットバス経由サンライズで帰ってきた!(20枚)画像ギャラリー
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