【バス運転士日誌】交番表が「教育」になってた!なんかやらかしちまったか?

■F8 series4-Mini Bus

起動画面
起動画面

 F8は起動時から近未来的なグラスコクピット風で、ミラーはあるが左右の縦型モニターで死角をカバーするように設計されている。バッテリー容量も大きく、1日走って充電するようなディーゼル車と同様の感覚だろう。ただし操作はかなり異なることから、慣れは必要だ。

 こちらの電力回生ブレーキは4段で、ハンドルレバーで操作する。バッテリー容量が大きいため、残量が目に見えて増えることはない。2段程度の回生を常用にしておけば、アクセルオフで常時回生ブレーキが効く。

 エンジンブレーキのようなものだと思えばいいだろうか。そこから3段、4段と強くしていくと電車のブレーキのように減速していくので、ワンハンドルマスコンでブレーキをかけているような感じだ。

小型車の教習車が重なることもある
小型車の教習車が重なることもある

 ただし時速15キロメートル程度で回生失効するように設計されており、電車のような全電気ブレーキ・純電気ブレーキのごとく電気ブレーキだけで完全停止はできず、最後はフットブレーキを踏む必要がある。

 道路上を走る自動車なのでこれは仕方がない。運転席を含めて座席は概ねハイバックシートの形状で座り心地は悪くない。シートベルトも車体取り付けではなくシート一体型の3点式で、これも現代的だ。

■結局は覚えたの?

給油ではなく充電!
給油ではなく充電!

 このように2種離のEVバスの取り扱いに慣れて、ルートとバス停を覚えるのだが、ルートはともかくバス停の位置は見落としがあり、時間を延長して夜間にも走ってみたがさすがに1回で覚えるには無理があったようだ。

 ただし、バスの運転そのものや乗客対応、運賃箱の操作等は9m車で毎回やっているので、空車教習ではなく営業教習を数回やれば覚えるだろう。そのことを到着点呼の際に運行管理者に伝えた。指導する運転士の都合や記者が現在運転している芝浦港南ルートの都合が付けば、次回から営業教習をしてもらうことにした。

ミラーとモニターで死角を極力カバーする工夫
ミラーとモニターで死角を極力カバーする工夫

 EV車の存在により運行方法が芝浦港南ルートとは若干異なるので、そこは慣れが必要だが新たな路線へ挑戦する機会が得られたことは良かったと考えて、乗務可能路線を増やしたい。なお、正社員は教育中に全路線をやるが、記者のような臨時運転士は特定の路線のみというケースが多いようだ。

 しかしバイトとして運転士をするのであれば、特定路線専門で自信を付けるのはいい方法だと思う。そのうち物足りなくなり、他の路線も覚えたいとなればバス運転士が向いている。そのあたりの臨時運転士の希望は考慮してくれるだろうから、自信がなくても自分のペースでステップアップできる事業者なのかもしれない。

 芝ルートを営業運転できる日がいつになるのかはわからないが、もしデビューできたら沿線風景を案内したい。地図を見ただけでも芝ルートには観光地やパワースポットが山盛りのような気がしてならないのだ。

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