【バス運転士不足問題】今年の夏も水問題?理不尽なクレームと闘う運転士たち!

■氷の持ちは?

氷を詰めてアイスコーヒーを注いで乗務へ!
氷を詰めてアイスコーヒーを注いで乗務へ!

 スーパーで購入した1kg99円の氷を詰め、そのまま営業所に持っていく。スーパーの氷は溶けにくいので使用した。営業所にはドリンクのフリーサーバーが置かれているので、点呼前にアイスコーヒーを氷が詰まったボトルに注ぎ満水状態で出庫した。

 要所要所でアイスコーヒーを飲み、水分補給をした。片手でカバンから取り出せ、片手でロックを外してふたが開くので短時間で水分補給ができる。約13時間の拘束時間での仕業だったが、途中でアイスコーヒーを補充して飲み続けた。

客室は涼しくても運転席は暑いのが悩みの種?
客室は涼しくても運転席は暑いのが悩みの種?

 到着点呼を終え、帰宅する時間でもまだ氷は十分に残っていた。ちなみにそのまま放置して翌朝見てみるとまだ氷はあった。記者の実験での氷の持ち時間結果は27時間だった。スーパーの氷、サーバーから出るアイスコーヒーが最初から冷たいものだったこと、バス車内では乗務用カバンに入れていて直射日光が当たらなかったこと等々の有利な条件を考慮しても良好な結果だろう。

■スポーツドリンクもOK

スポーツドリンクOKが明記されている
スポーツドリンクOKが明記されている

 SUS316というステンレス鋼は一般的なステンレスであるSUS304よりも耐食性が高く、海水ポンプや船舶部品、医療機器や薬品タンクに使用されている。高価なステンレスだが、機能性が高く、安心して塩化物イオンが入ったスポーツドリンクを飲むことができる。

 先述したとおり、人によってはコーヒーは特に避ける方や、常温の方がいい方や夏でもホットという方もいるだろうから、あくまでも昨年に引き続き記者の水分補給の方法での話である。

 ちなみに今回使用したボトルは保温保冷両用なのだが、だからと言って冬にアツアツのコーヒーをいれるといつまでも熱いことが予想され火傷するのでほどほどに。それぞれに合った水分補給で夏の過酷な運転席での乗務を頑張ってほしい。

■やはり先入観があるのか?

バス運転士も水分補給は必要
バス運転士も水分補給は必要

 運転士というとお堅い制服と制帽をまとった船長や機長と同様のイメージで、なんとなく厳格さを求めているのかもしれないが、現代では車掌すら乗務しないワンマンなのだ。細かい仕事を分業しながら動かす大型船舶や旅客機とは違うのだ。

 それでも機長だって船長だって操縦席や操舵室でお茶はする。なぜバス運転士はダメなのだろうか。そのクレームの出発点がよく分からないのだが、三方をガラスに囲まれた過酷な運転席で何時間も運転をしているのだ、たまに水分補給するくらいは広い心で許容していただきたいものである。

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