おじゃまします! バス会社潜入レポート 神姫バスグループ編【その4】

おじゃまします! バス会社潜入レポート 神姫バスグループ編【その4】

 ひとつのバス事業者を掘り下げて紹介する、バスマガジンの名物コーナー。今回は2017年に遡って、1月発売号で掲載した、神姫バス編を振り返って紹介する。
(記事の内容は、2017年1月現在のものです)

 神姫バスの高速車は、県内特急などには90年代までのワンロマタイプの前後扉車と、高速バス転用車を運用している。現在もトイレなし高速車の転用が行われ、新車もトイレなし高速車と同じ仕様の車両となっている。

 一方、貸切車ではここ数年ブームとなっている乗車定員の少ない豪華車、乗客定員18席の[YUI PRIMA]や、36・32席の[Yuttarina]などに人気が集まっている。

構成・執筆・写真/加藤佳一(B.J.エディターズ)
※2017年1月発売「バスマガジンVol.81」より

【画像ギャラリー】神姫バスの所有するバスを詳しく見る! バス会社潜入レポート 神姫バスグループ編【その4/三菱ふそう~2007年式】


■昼行高速車にも3列シート採用 近年は豪華仕様の貸切車が人気

●路線カラー/連節バス
メルセデスベンツ シターロ ■10002/神戸200か4140 三田営業所/一般路線

2013(平成25)年に2台導入された連節バス。一般公募により「オレンジアロー 連 SANDA」と名づけられた。2016(平成28)年12月には「サンタ×三田プロジェクト」に協力。クリスマスをイメージさせるファンタスティックなデコレーションが施された

 高速車は夜行便の東京線用のみスーパーハイデッカーで、中央トイレつき独立3列シートとなっている。昼行便用のハイデッカーにも12年から中央トイレつき独立3列シートの採用が始まり、現在は広島線・松山線・高知線に運用されている。

●高速カラー/昼行3列シート
三菱ふそう QRG-MS96VP ■6031/神戸200か4412 神戸営業所/特高

“特高車”と呼ばれる高速および県内特急・急行・快速用のトップドア車は、アイボリーホワイトをベースにしたデザイン。昼行3列シート車にはオレンジのラインが1本追加され、直結冷房が屋根上のユニットに変更された

 そのほかの路線は4列シートのハイデッカーで、トイレなし車両が運用されていた短距離系統でもトイレつき車両の比率が高まりつつある。また13年からは4列ワイドシートを装備する車両の導入も開始された。

●高速カラー/夜行3列シート
三菱ふそう QRG-MS96VP ■6130/姫路200か1188 姫路営業所/特高

「プリンセスロード」と名づけられた夜行バス。一貫して独自カラーが採用され、現在のデザインは1993(平成5)年から

 貸切車の多くは神姫観光バスが保有しており、最高峰は2+1の3列18席とトイレ・洗面室・サービスカウンターを備えた「ゆいプリマ」。これに次ぐのが4列36・32席の「ユッタリーナ」。いずれも神姫バスツアーズの企画商品の専用車である。

●定期観光カラー
三菱ふそう KL-MS86MP ■5038/神戸200か1559 神戸営業所/定観

特高車から転用された定期観光バス専用車。パープルのボディに神戸の街並みのシルエットが描かれており、“K-Queen”の愛称を持っている

 一般貸切車は53人乗りセミサロンのハイデッカー、スーパーハイデッカーを主力とし、リフトつき40人乗りのハイデッカーも導入。9mタイプや7mタイプも在籍し、地域分社にも一定数が配置されている。

 特定車は主に企業や大学・高校の契約輸送を担当。一般路線車・特急車・貸切車が転用されているほか、自家用タイプの専用車も新製されている。

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