レアな方が目立つってマジ!? バス事業者名の極少数派な“説明語”5選

(D)○○ジャストライン:1事業者

 非一般名詞タイプの説明語で印象深いものに「ジャストライン」が挙げられる。こちらは静岡県にある静岡鉄道の子会社・しずてつジャストラインの社名にしてブランド名だ。

 ジャストラインの由来は、「ジャスト(正確に、きっかりと)に、お客様をお届けできるライン(線、路線)を目指し、静岡鉄道グループの中核企業として、ひらがなで「しずてつ」を冠に配したもの」となっている。

 主に静岡県中部内の路線バスをはじめ、高速バスの運行も取り扱うバス事業者だ。

(E)○○BRT:1事業者

 バス車両を使用した高速輸送システムのことをBRT(Bus Rapid Transit)と呼ぶ。このBRTを説明語に据えた事業者が、東京都の東京BRTである。

 2019年に設立された新しいバス事業者で、2020年10月にプレ運行の形で虎ノ門ヒルズ〜新橋〜勝どき〜晴海を結ぶ路線が開業した。今後も路線数を拡充させる予定とのこと。

連接バスが投入されている東京BRT
連接バスが投入されている東京BRT

 2022年現在のところ高速バス等の取り扱いはなく、BRT専業となっている。バスの運転は京成バスが担当している。

 浸透度の高い一般名詞で手堅く決める事業者から創意工夫を凝らす事業者まで、「説明語」の使い方も種々様々だ。

【画像ギャラリー】全国で活躍するユニークな名前のバス事業者(8枚)画像ギャラリー

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