通常のバスはワンマン運行なので、カスハラにあったとしても一人で対応しなければならない。駅員も助役も駅長もいないので、運転士単独での対応となるのは鉄道よりも深刻だ。
極端な例ではあるが、運転士がカスハラと判断した場合にボタンを押せば緊急通報で営業所や警察機関に通報ができる体制はあってもよいのではないだろうか。バスジャック等の犯罪行為であればLED方向表示器等により外部に知らせることはできるが、カスハラでこれを使用するのは運転士も勇気がいる。
バス運転士不足が叫ばれる昨今の状況では、経済的な待遇はもちろんだが、このようなモンスターと称される乗客から運転士を守る取り組みも必要な時代になっているのではないだろうか。
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