■どんな路線に使われる?
EVで気になるポイントの一つが航続距離。BYD製電気バスの場合、小型220〜大型270kmのレンジ、といったところだ。充電時間はバッテリー容量によって2〜6.5時間。
導入実績によれば、小型のJ6は短距離を走るコミュニティバスを中心に、大型のK8は一般路線バスに、K9は路線バスや送迎バス向けなど、標準的なディーゼル車とほぼ同じ、目的と車両の性質をマッチングさせた運用が見られる。
バッテリーの持続する範囲なら、1回の走行距離にそれほど制約はないようで、EVの得意分野と言える、発着を頻繁に繰り返す短めの区間を往来するだけでなく、片道30km以上の路線にも使われている。
日本向けに電気バスを発売しているメーカーはBYDのほかにもあり、最近では日本のメーカーも本格的な大型EV路線車を発表した。今後どのように電気バスが展開していくのか気になるところだ。
【画像ギャラリー】日本国内を走るBYDの電気バス(6枚)画像ギャラリー
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