大抵の乗り物が題材にされる「模型」……これがバスの場合だと精密すぎる!!

■天下を取る勢いのラインナップ

 バスコレが発売されて既に20年以上が経った。その後バスコレは勢いを増すばかりで、今やラインナップの数がいくつまで伸びたのかと確認してみたところ、模型店で販売されるシリーズだけで300種類を超えていた。

バスコレは車種も新旧合わせて豊富
バスコレは車種も新旧合わせて豊富

 一般販売品だけでなく、バス事業者が特注して自社で発売する、事業者限定商品という枠組みも存在し、それを合わせると更に膨れ上がること請け合いだ。ちなみにバスのイベント等でブース前に行列ができていると、事業者限定バスコレが絡んでいる確率が高い。

 ふと気になり、47都道府県を走るバスで、まだ模型化されていない地域があるかも軽くチェックしてみると、全ての都道府県の、どこかのバス事業者の車がバスコレに存在していると分かった。都道府県レベルでなら既にコンプリートしているのが凄い。

 集めたり、眺めたり、Nゲージと競演させたり、オプションパーツを用意すると走行できたりもする。選ぶのに迷うほど種類満載で、楽しみ方の幅も広い。特定の製品だけを見ても、今やバス模型も立派に独立した一ジャンルを築いたと言える。

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バスマガジン Vol.126は9月20日発売!! 美しい写真と詳細なデータ、大胆な企画と緻密な取材で読者を魅了してやまないバス好きのためのバス総合情報誌だ!!  巻頭の[おじゃまします! バス会社潜入レポート]では、東急バスを特集。東京都から神奈川県において都市部から住宅地、田園地帯まで広いエリアを綿密なネットワークを展開、さらに高速路線バスやエアポートリムジンも大活躍。地域住民の足としてはもちろん、首都圏の動脈ともいえる重要な存在だ。  続く特集は、ついに日本に上陸しさらに種子島での運行が決まった、ヒョンデの電気バス[ELEC CITY TOWN]の試乗インプレッション。日本におけるヒョンデの本拠地である横浜・みなとみらい地区で、徹底的にその性能を確認した。  バスの周辺パーツやシステムを紹介する[バス用品探訪]では、なんと排出ガスからほぼ煤が出なくなるというエンジンオイルを紹介。この画期的な商品「出光アッシュフリー」について、出光で話わ聞いてきた。  そして後半カラー特集では、本誌で毎号、その動向、性能を追跡取材してきた「カルサンe-JEST」。このトルコ製小型電気バスがついに、運行デビューを果たした。その地は長野県伊那市と栃木県那須塩原市。今後の活躍が期待される出発式を紹介する。