【バス運転士不足問題】バスが足りなくて小学生と中学生が修学旅行に行けないってマジ!? 

■円安とオーバーツーリズム

宿泊料金が高い今こそ夜行列車に夜行バス!
宿泊料金が高い今こそ夜行列車に夜行バス!

 そこに運転士不足と2024年問題という供給側の大問題に加え、円安で外国人が際限なくやってくるオーバーツーリズムで、宿泊料金は高騰、東京で1万円以下で泊まることが難しいとさえ言われる昨今だ。

 これだけ宿泊料金が高いのであれば、寝台列車は利用価値があり、夜行バスも満席にすることはできよう。しかし、いかんせん供給側が何もできないので、寝台列車はおろか収益性の高い高速バスも減便しなければならない困ったことになっているのが現状だ。

営業所にはバスがいっぱいあるのに…
営業所にはバスがいっぱいあるのに…

 沿線住民の通勤・通学の足や生活・通院の足、修学旅行生の思い出の足等の守らねばならない足は多い。乱暴な言いかただが、金が取れる外国人ツーリストの団体であろうと運転士がいないために断らなければならないという、八方ふさがりだけは解消しなければバス事業がなくなってしまう。

修学旅行の思い出の足も大事!
修学旅行の思い出の足も大事!

 ライドシェアを引き合いに出すわけではないが、正社員が入社しないのであれば、需要が多い時に臨時でも副業でもバイトでも非正規運転士を手厚く迎えることができる制度と企業努力をしなければ手詰まりになるのを待つだけになってしまう。

【画像ギャラリー】【バス運転士不足問題】修学旅行ができない!昔の修学旅行は寝台列車?(8枚)画像ギャラリー

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【9月20日発売】巻頭特集は「東急バス」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン126号!!

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バスマガジン Vol.126は9月20日発売!! 美しい写真と詳細なデータ、大胆な企画と緻密な取材で読者を魅了してやまないバス好きのためのバス総合情報誌だ!!  巻頭の[おじゃまします! バス会社潜入レポート]では、東急バスを特集。東京都から神奈川県において都市部から住宅地、田園地帯まで広いエリアを綿密なネットワークを展開、さらに高速路線バスやエアポートリムジンも大活躍。地域住民の足としてはもちろん、首都圏の動脈ともいえる重要な存在だ。  続く特集は、ついに日本に上陸しさらに種子島での運行が決まった、ヒョンデの電気バス[ELEC CITY TOWN]の試乗インプレッション。日本におけるヒョンデの本拠地である横浜・みなとみらい地区で、徹底的にその性能を確認した。  バスの周辺パーツやシステムを紹介する[バス用品探訪]では、なんと排出ガスからほぼ煤が出なくなるというエンジンオイルを紹介。この画期的な商品「出光アッシュフリー」について、出光で話わ聞いてきた。  そして後半カラー特集では、本誌で毎号、その動向、性能を追跡取材してきた「カルサンe-JEST」。このトルコ製小型電気バスがついに、運行デビューを果たした。その地は長野県伊那市と栃木県那須塩原市。今後の活躍が期待される出発式を紹介する。