■さすがに両端スレスレか? 大型バス
3番目の車両は大型バスだ。日本の法律で車幅の限界は2.5mまでなので、どのメーカーの大型バスもそれ以下の寸法で作られている。
大型路線車の三菱ふそうエアロスターを例に挙げると、車幅は「2490mm」だ。さてどうなるか!?
・第1種:760mm(3.25m)、1010mm(3.5m)、1260mm(3.75m)
・第2種:760mm(3.25m)、1010mm(3.5m)
・第3種:510mm(3m)、760mm(3.25m)、1010mm(3.5m)
・第4種:510mm(3m)、760mm(3.25m)、1010mm(3.5m)
車両センター合わせで左右それぞれ残り約26cm〜63cm。大型車になると一気に余裕のなさが前面に押し出される印象を持った。
■海外ってどうなの?
日本の道幅事情は大体上記の要領だと分かった。それでは、日本よりもずっと道幅が広いイメージのある海外はどうなっているだろう?
触りの部分だけチェックしてみると、速度無制限区間で有名なドイツのアウトバーンは3.5〜3.75m、アメリカのインターステートハイウェイは原則3.7mだった。1車線単位で見るなら、それほど日本と差はないらしい。
ちなみに、よくコンボイなんて呼ばれるアメリカの18輪セミトレーラーの車幅は約2.6mが標準。ハイウェイでは1.1mの余裕の中で、うまくやり繰りしてください、ということになるようだ。
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