乗り方が独特な沖縄の路線バス……ほかの地域と比べたときの車両的な違いと特徴を精査した件

■あの車種は極少数派!?

 現行タイプ〜一世代前の大型路線車では、いすゞエルガ、日野ブルーリボン・ブルーリボンII・ブルーリボンシティ、三菱ふそうエアロスター、といった車種が第一線で活躍している。

 唯一、首都圏でもまだ見られる車両ながら、沖縄では1台も出会わなかったのが、日産ディーゼル製の下回りに西日本車体工業(西工)製の車体を載せた、通称「96MC」と呼ばれる車種。

沖縄では数が少ない? 96MC。写真は2024年現在も西鉄バスで依然活躍中の1台
沖縄では数が少ない? 96MC。写真は2024年現在も西鉄バスで依然活躍中の1台

 首都圏のほか福岡県内に行くと、西工の本場と言われるだけに、これでもかと言わんばかりの96MCがやって来て壮観であるが、一方の沖縄ではこの96MC、どうやらゼロ台ではないらしいが、レアな車種説が今のところ濃厚だ。

【画像ギャラリー】車体の外見は首都圏準拠? 沖縄の路線バス車両(11枚)画像ギャラリー

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