乗り方が独特な沖縄の路線バス……ほかの地域と比べたときの車両的な違いと特徴を精査した件

■あの車種は極少数派!?

 現行タイプ〜一世代前の大型路線車では、いすゞエルガ、日野ブルーリボン・ブルーリボンII・ブルーリボンシティ、三菱ふそうエアロスター、といった車種が第一線で活躍している。

 唯一、首都圏でもまだ見られる車両ながら、沖縄では1台も出会わなかったのが、日産ディーゼル製の下回りに西日本車体工業(西工)製の車体を載せた、通称「96MC」と呼ばれる車種。

沖縄では数が少ない? 96MC。写真は2024年現在も西鉄バスで依然活躍中の1台
沖縄では数が少ない? 96MC。写真は2024年現在も西鉄バスで依然活躍中の1台

 首都圏のほか福岡県内に行くと、西工の本場と言われるだけに、これでもかと言わんばかりの96MCがやって来て壮観であるが、一方の沖縄ではこの96MC、どうやらゼロ台ではないらしいが、レアな車種説が今のところ濃厚だ。

【画像ギャラリー】車体の外見は首都圏準拠? 沖縄の路線バス車両(11枚)画像ギャラリー

最新号

【3月22日発売】巻頭特集は「相鉄バス」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン128号!!

【3月22日発売】巻頭特集は「相鉄バス」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン128号!!

バスマガジン Vol.128は3月22日発売!! 美しい写真と詳細なデータ、大胆な企画と緻密な取材で読者を魅了してやまないバス好きのためのバス総合情報誌だ!!  巻頭の[おじゃまします! バス会社潜入レポート]では、相鉄バスを特集。神奈川県の中心部・横浜から県央部のエリアで、鉄道・相鉄線とともに綿密なネットワークを展開する事業者だ。