■頼れるものは結局アレ
さすがに1時間も停滞しているのは却って大変。目の前に続く約5kmの道則、ヒヨるんだか諦めるんだか良く分からないものの、もう最後のカードを使うしかないか。
そう、バス旅やるなら毎度お馴染み「徒歩」である。これさえ用いれば、自身のパーツが壊れない限り目的地には確実に食い込める。
釧路川にかかるビュースポットの幣舞橋を渡り、これまた名物のロータリー交差点脇を左折。久寿里橋通りに出て、散策コースにもなっている春採湖をかすめつつ、英語で書くと“Coach & Four”だと初めて気付いた複合商業施設「コーチャンフォー」を通過。
進行方向右側に、その昔石炭列車の発着場でもあった選炭工場が現れた。以前はディーゼル機関車+連接ホッパ車のプッシュプル編成が停めてあった場所も、今はキレイさっぱり片付けられていて、そこに鉄路のあった面影はほとんどなくなっていた。
さらに、その先の左側にお弁当屋さんが見えてきたらそこのT字路を右折、ぐねぐねした上り坂を1kmちょっと進むと、ついに待望の目的地・炭鉱展示館に辿り着いた。
展示館の入場料は300円。展示館の建物内は基本的に無人となっていて、2025年9月現在では向かいにある三角屋根の付いた建物へ行き、先に料金を支払ってから入る流れになっていた。
見学後、帰りの足を全く考えていなかった。来た道とはまた違うルートで戻ることにして、またバス停を見つけて釧路駅方面のバスがすぐ来そうなら、それに乗っていこうと考えた。
ところが状況は往路と大して変わらず、やはり復路も「出たばっかり」のタイミングにハマり込んでしまった。
途中で釧路方面のバスに追い抜かれたような覚えもあったが、ここまで歩いたんならもういいや、とばかりに大して気にも止めなくなってしまい、行きと帰りガッツリ10km歩きを満喫したのだった。
この日は3時間ほどの持ち時間があり、行きアクセス1時間、見学最大1時間、帰りアクセス1時間で配分しておいて、時間が余るくらいの結果に落ち着いた。ここでも頼れるものは結局自分の足だったと噛み締めつつ、意外と高い徒歩の機動力を改めて実感。
■後で答え合わせしてみると……
さて、苦労して5km+上り坂を歩いてきたのもあったせいか、内容は大変満足いくもの(ぜひ見に行ってみてね)だった炭鉱展示館であるが、ここへ行ける公共交通機関は果たして存在しているのだろうか。
後で答え合わせをしてみたところ、どうやら事前にちゃんと狙っておけばバスで近くまでアクセスできるようだ。
釧路駅前を拠点にした際に最も使いやすいと思われるのが、くしろバスの「17・18 白樺線」白樺台行きを利用する方法。
駅発で所要時間はダイヤ通りで14分で、2026年1月現在の最寄りバス停名は「桜ヶ岡2丁目」。ここから展示館まで歩いて500mほどだ。
バスの本数もそれなりに出ていて、時間帯によってバラつきがあるものの、20分〜1時間に1本といった感じになる。公共の足さえ分かれば次回からはバスで決まり……かな?
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