■帰りは相鉄バスの一般路線で!!
往路はコミュニティバスのダイヤに合わせれば何の問題もなくSAに直行できる。コミュニティバスで終点まで行き、買い物をすればよいだけだ。
問題は帰りのバスだが、海老名市のコミュニティバスの最大の弱点はその便数で、1日9.5往復しかない。よって、行ったのはいいが次のバスまで1時間~2時間ほど待つ必要がある。
もちろんサービスエリアで帰りのバスの発車時刻まで楽しむというのもいいのだが、サービスエリアの近くの路線バスを使えば自分のスケジュールに合わせて駅に戻ることが可能だ。
歩いてもそれほど時間もかからないので、帰りはそのバスを利用する。海老名サービスエリアのふらっとパークからゆっくり歩いて約7分で、相鉄バスの綾23系統「杉久保入口」バス停に到着する。
この最寄りバス停については、前後のバス停を記述する内容のものを散見したが実際に現地で確認すると「杉久保入口」が正解のようだ。思ったよりも近く、またずっと下り坂を歩くことで到達できるので楽に歩くことができた。
しばらく待っていると相鉄バスがやってきた。この路線は日中でも毎時2本運行されており、うまく使えば海老名サービスエリアでの滞在時間を自由に設定することができそうである。
行きはコミュニティバスの宿命で大回りするので30分かかったが、このバスは約10分ほどで海老名駅まで戻ることが可能だ。
結論は行きはコミュニティ帰りは相鉄
ということで、海老名駅から海老名サービスエリアへのバスアクセスについてお届けした。高速道路のサービスエリアでありながら一般路線バスでアクセスが可能で、時間を気にせずに楽しめるのでちょっとした行楽にはおススメである。
乗車時間でいえば相鉄バスで行き来すれば効率的だが、海老名サービスエリアは高台に立地しており、また周辺の住宅地も起伏の大きい地形であることから相鉄バスのバス停から海老名サービスエリア下り線に向かうとなるとずっと上り坂が続くことになる。
そこで筆者としては、行きは海老名市コミュニティバスでサービスエリアの真横まで移動し、帰りは楽々と下り坂とのどかな田園風景を楽しみながら綾23系統・杉久保入口バス停を目指すルートをオススメしたい。
ちなみに相鉄バスの杉久保入口バス停までの下り道の幅員は細く、自動車の往来がないので歩行者はより安全である。
マイカーで巡るサービスエリアグルメはもちろん本来的な使い方だが、電車と路線バスでサービスエリアを楽しむというのも非日常的な楽しさなので体験してみてはいかがだろうか。
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