はとバスの「リラックマバス」ふたたび!! 延長に次ぐ延長で好評すぎる!!

■これがはとバスの威力なのか?

スカイツリーにははとバス専用区画が?
スカイツリーにははとバス専用区画が?

 昼食を済ませバスに戻ると、東京スカイツリーへ向けて出発した。乗車日が日曜日だったということもあり渋滞を心配もしたものの、それほど気になるほどでもなく約1時間弱で東京スカイツリーの1階に到着した。

 ここは団体バスの駐車場になっており、東武バスが運行するスカイツリーシャトルの停留所も設置されている。

 一行が到着した所には「はとバス 東京定期観光バス停留所」というプレートがあり、はとバス専用の駐車区画になっているようだ。そこからバスガイドの案内で団体専用ロビーへと移動する。

 ここで東京スカイツリーの天望デッキ入場券を受け取る。続いてエレベーターに乗り4階のチケットカウンターへ向かい、いよいよ地上350mにある東京スカイツリーの「フロア350」への直通エレベーターに乗る。

 天気がよかったことからチケットカウンターには行列ができ非常に混雑していたのだが、こちらは時間が決まっているツアーで、はとバスということで専用レーンで案内される。よって待ち時間はほとんどなくエレベーターに乗ることができた。はとバスの威力?で早く上へ行くことができたのはありがたかった。

 エレベーター内のアナウンスを聞いて扉が開くと、そこは地上350mの世界が広がっていた。フロア350と呼ばれるこの階は360度を展望することができ、天気が良過ぎると遠くは霞んでしまうが都内を見渡せることができた。

 高さ別に350、345、340と3つの層には喫茶店やポスト、フォトポイントや下を垂直に見ることができるガラス床などの施設が揃っている。

リラックマストアまで回り切れるか?
リラックマストアまで回り切れるか?

 バスガイドの案内のあと、一旦解散となった。時刻は14時で、デッキと下層5階にあるスカイツリーショップ、東京ソラマチでのお買い物タイムと含めて15時20分まで80分の自由時間だ。

 時間があればここから更に上に行くエレベーターに乗ると、スカイツリー天望回廊といわれる地上450mの景色を見ることも可能なのだが、この日は行列も長く、ここで時間を使ってしまうとバスまで戻れなくなる可能性もあったため断念した。

 デッキでの眺望を楽しんだあとに5階のスカイツリーショップでお土産を購入した。ちなみに東京ドームホテルを出発後バスガイドから浅草の散策マップとスカイツリーショップで使える買い物クーポンを受け取っているので、少しお得に買い物をすることができる。

 また筆者は利用しなかったが、同じクーポンで天望デッキにあるフォトスポットでも割引を受けることができるので、記念にぜひ利用たい。また東京ソラマチにはリラックマショップもあり、スカイツリーに掴まったリラックマたちと写真が撮れるスポットもある。ファンは必ずと言っていいほど訪ねる場所だ。

■唯一の撮りバススポット?

スカイツリーとリラックマバスをファインダーに収めよ!
スカイツリーとリラックマバスをファインダーに収めよ!

 スカイツリーでの観光を終えて再びバスは出発した。次は先程走った道を戻って浅草へと向かう。移動時間は短く20分弱で到着だ。浅草寺のすぐ北側で「はとバス浅草寺北駐車場」という、はとバス専用の駐車場である。浅草寺では約1時間の観光散策時間がとられている。

 仲見世でゆっくり買い物をと思ったのだが、多くの観光客で賑わっていたほか、猛暑だったので日差しを避けるように浅草寺の境内をゆっくりと散策した。また当日の状況次第だが駐車場にそれほどバスが並んでいなければ、少し間隔を空けて駐車してくれるのでリラックマが描かれたバスの側面をゆっくりと見ることができる。

タイミングによってははとバスの並びも?
タイミングによってははとバスの並びも?

 また角度次第では浅草寺や東京スカイツリーとのコラボを写真に収めることができるので、旅の記念として唯一といってもよい撮りバススポットなので気合を入れたい。

 そしてバスに乗車する際に本ツアー限定のお土産である雷おこしをもらっているが、入っている巾着はこのツアー限定だ。浅草にある常盤堂の「雷5656会館」の雷おこしが入っていて、一口サイズで食べやすくてとてもおいしかった。

 真偽のほどは分からないが、このはとバスツアーのコース番号が「A5656」であるので、この雷5656会館とうまく数字を揃えているのかもしれない。(編集者注:初便のバスガイドの話ではコース番号と雷5656は本文の通り掛けているとのこと)

次ページは : ■ラストスパート

最新号

【9月20日発売】巻頭特集は「東急バス」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン126号!!

【9月20日発売】巻頭特集は「東急バス」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン126号!!

バスマガジン Vol.126は9月20日発売!! 美しい写真と詳細なデータ、大胆な企画と緻密な取材で読者を魅了してやまないバス好きのためのバス総合情報誌だ!!  巻頭の[おじゃまします! バス会社潜入レポート]では、東急バスを特集。東京都から神奈川県において都市部から住宅地、田園地帯まで広いエリアを綿密なネットワークを展開、さらに高速路線バスやエアポートリムジンも大活躍。地域住民の足としてはもちろん、首都圏の動脈ともいえる重要な存在だ。  続く特集は、ついに日本に上陸しさらに種子島での運行が決まった、ヒョンデの電気バス[ELEC CITY TOWN]の試乗インプレッション。日本におけるヒョンデの本拠地である横浜・みなとみらい地区で、徹底的にその性能を確認した。  バスの周辺パーツやシステムを紹介する[バス用品探訪]では、なんと排出ガスからほぼ煤が出なくなるというエンジンオイルを紹介。この画期的な商品「出光アッシュフリー」について、出光で話わ聞いてきた。  そして後半カラー特集では、本誌で毎号、その動向、性能を追跡取材してきた「カルサンe-JEST」。このトルコ製小型電気バスがついに、運行デビューを果たした。その地は長野県伊那市と栃木県那須塩原市。今後の活躍が期待される出発式を紹介する。