■1乗車100円はありがたいバス
同パークで北陸新幹線を見るエリアは2つ用意されている。まず4階の新幹線見学エリアだ。建物の外へつながる通路を歩いていくと、すぐ横に新幹線の線路を見ることができる。ほぼ同じ高さで見ることができるので迫力も十分だ。さらに先へ進んでいくと「トレインパーク白山見学デッキ」に到着する。
ここは白山総合車両所の一部を見ることができ、車両の点検・整備を行っている様子が見学できる。このように常時車庫内を見学可能という施設は他にないのでとても貴重だ。建物屋上には展望室エリアがあり、走行する新幹線の姿を間近で見ることができるほか、山側を見ると雄大な白山の眺望も楽しめることができる。
またこの「トレインパーク白山」を結ぶバスはその先にある道の駅「めぐみ白山」まで向かう。運賃は100円と気軽に乗車できるのでありがたい。新幹線開業後は近くに新駅「西松任」も開業し、周辺開発も一気に進むことが期待される。新幹線を楽しむのなら、一度は訪れてみたいスポットであろう。
■北陸本線区間ラストランの特急列車たち
今回はダイヤ改正前日の沿線スポットをバスで巡ってみた。この日の夜には、しらさぎ、サンダーバードなどの各特急列車がラストランとなり、多くの鉄道ファンに見送られたのは報道された通りだ。
長年、北陸本線を走り乗客を運び続けた列車に感謝と別れを、そして明日からは新しい歴史が幕を明ける。開業当日の様子は別稿でレポートする。
【画像ギャラリー】北陸新幹線延伸開業前日に見た沿線バスの様子(20枚)画像ギャラリー
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