三菱ふそうトラック・バス株式会社は、大型路線バスにおける新型コロナウイルス対策に向けた新しい生活様式として、雨天時の窓開放中に雨水の侵入を防止し、車内換気を可能にする「ウィンドバイザー」の発売を開始した。
文:バスマガジン編集部(三菱ふそうトラックバス プレスリリースより)
新しい生活様式に対応する大型路線バスへの新型コロナウイルス対策
公共交通である大型路線バスでは、乗降時のドア開閉で室内換気は確保されており、新型コロナウイルス感染予防対策における新しい生活様式として、さらなる換気促進として窓開放での運行が実施されている。
●ウィンドバイザーを装着した大型路線バス「エアロスター」
このたびの三菱ふそうの製品は、車内の換気促進をさらにサポートすることを目的に、大型バスの乗員人員が増加傾向にある雨天時においても、窓開放時の室内への雨水侵入を防止した上で車内換気を可能にする「ウィンドバイザー」の設置を提案するものだ。
この「ウィンドバイザー」は、三菱ふそうの大型路線バス「エアロスター」に後付けとして側窓部に装着が可能。窓の前側と後側にそれぞれ装着することで、雨天時でも雨水の車内侵入を防止して窓を10cm開けることができ、車内外に風を通すことで車内のさらなる換気を可能とした。
◉ウィンドバイザー装着時の換気試験動画
・大型路線バス客席用バイザー空気の流れ
・大型路線バス換気機能テスト客席窓用バイザー有り
・大型路線バス換気機能テスト客席窓用バイザー無し