高速バスを運行する56社は、コロナ禍における高速バスに対する“安心”を醸成することを目的とした高速バス安心推進コンソーシアム(https://busconsortium.jp)を創設した。
文:バスマガジン編集部
お客様とともにコロナ禍に安心して利用できる高速バスをつくります
WILLER株式会社を事務局とするこのコンソーシアムでは、高速バスの利用客視点を追加し、利用者の安心・不安事項等を把握するための「お客様の声」、行政や有識者をはじめとする様々な知見やアドバイスなどを共有することにより、各社のサービスに役立てるとともに、乗車時に共通理解を持った上で安心して乗車いただくための“みんなのお約束ごと”を啓発していくというもの。
具体的には、以下①~④を実施し、継続的にPDCAサイクルを回し、取り組みをアップデートしていく。
[1]アンケートを実施し、お客様の声を収集する
[2]コンソーシアムメンバーへ①を共有し、対策について意見交換を行う
[3]上記[1]と[2]を行政や有識者に共有の上アドバイスをいただき、コンソーシアムメンバーへ共有する
[4]上記[1]から[3]をもとに、各社の取り組みに役立てる
この取り組みを通じて、高速バスに安心して利用いただける環境を、事業者と利用客の双方向で作っていくことで感染リスクを下げ、高速バスの安心感を高めることを参画事業者が一丸となって目指すというものだ。
□参画事業者一覧(50音順)※計56社(9月16日現在)
秋田中央交通株式会社、旭川電気軌道株式会社、株式会社ATLINER、アルピコ交通株式会社、伊豆箱根バス株式会社、伊那バス株式会社、WILLER EXPRESS(ブランド)、越後交通株式会社、大分バス株式会社、大阪バス株式会社、小田急シティバス株式会社、加越能バス株式会社、亀の井バス株式会社、岸和田観光バス株式会社、岐阜乗合自動車株式会社、九州急行バス株式会社、九州産交バス株式会社、近鉄バス株式会社、京王バス(ブランド)、京成バス株式会社、京阪バス株式会社、高知西南交通株式会社、弘南バス株式会社、国際興業株式会社、琴平バス株式会社、さくら観光バス株式会社、株式会社桜交通、株式会社ジャムジャムエクスプレス、信南交通株式会社、杉崎観光バス株式会社、西武バス・西武観光バス(ブランド)、高松エクスプレス株式会社、中国バス株式会社、株式会社天領バス、株式会社東海バス、東急バス・東急トランセ(ブランド)、東京富士交通株式会社、トラビスジャパン株式会社、長崎県交通局、長電バス株式会社、奈良交通株式会社、西東京バス株式会社、西日本鉄道株式会社、根室交通株式会社、濃飛乗合自動車株式会社、日田バス株式会社、株式会社平成エンタープライズ、平成コミュニティーバス株式会社、北都交通株式会社、三重交通株式会社、宮城交通株式会社、宮崎交通株式会社、名鉄バス株式会社、山交バス株式会社、株式会社ユタカコーポレーション、両備ホールディングス株式会社