バスの感染症対策として窓開け、エアコン、運転席周りのスクリーン等、さまざまな施工がされているが、ジェイ・バスでは後付け可能なオプションを車種別に3種用意しているので、それぞれを見ていきたい。
文:古川智規(バスマガジン編集部)
【画像ギャラリー】ジェイ・バスが後付け可能な感染対策アイテムを3種発売!
日野ポンチョ コロナ対策用側窓バイザー
「日野ポンチョ コロナ対策用側窓バイザー」は、雨天時の窓開け運行時が可能となる客室用のバイザーだ。本品の施工により雨水の侵入を防止しながら換気が可能になる。両面テープとリベットで取り付け可能なバイザーで、運転手が雨天を気にしなくてもよくなる。
客席後コロナ対策パネル
「客席後コロナ対策パネル」は、主に大型観光車RU系リクライニングシートのバックに取り付ける客室用のパネルだ。A/B/Cの3種類あり、バスに合わせてそれぞれの特長を生かして選択することができる。C型は中型観光車RR系リクライニングシートにも取り付け可能だ。
RR中型観光車・天井換気扇後付け
最後は「RR中型観光車・天井換気扇後付け」で、中型観光車RR系に後付けで換気扇を取り付ける。屋根の骨格拡幅、穴あけ等はジェイ・バスが高品位に施工し、取り付け後の各種試験も実施するので安心だ。また操作パネルは運転席のスイッチボックスに取り付けるので、製造時から設置されていたかのように操作可能だ。
バス事業者だけではなく、コーチビルダーも積極的に既存車に取り付け可能なオプションを増やしている。今現在走っているバスにもさまざまなアイテムが取り付けられる日も遠くないだろう。このような各方面からの努力が安心・安全なバス運行を支える一助になっている。