東京空港交通(リムジンバス)では2021年7月16日より、練馬区と羽田空港を結ぶリムジンバスの新たな路線として「光が丘・練馬~羽田空港線」を運行する。国土交通省への認可申請中の内容ではあるが、新型コロナウイルスの影響で休止や運休路線が目立つ路線バスの中での新規路線だ。詳細を見てみよう。
文:古川智規(バスマガジン編集部)
【画像ギャラリー】練馬と羽田をダイレクトに結ぶリムジンバスが運行開始!
練馬地区の停車は2か所
光が丘といえば都営大江戸線の終端駅でもあるが、光が丘地区の停留所は「ホテルカデンツァ東京」に設定された。駅からは少し離れているが、練馬地区の他の停留所は「練馬駅(練馬区役所前)」が設定される。
こちらは東武練馬ではなく西武・都営大江戸線の練馬駅が最寄り駅になる。路線経路は首都高速中央環状線・湾岸線を経由し羽田空港にいたる。
運賃とダイヤは?
本路線のダイヤは6往復で羽田空港行きの始発は4時35分で6時前に羽田空港に到着する。終車は18時発で20時前に羽田空港に到着する。空港の到着ターミナルは2-1-3の順である。羽田空港発の出発ターミナル順は3-2-1になる。
運賃はホテルカデンツァ東京発着が1360円で、練馬駅(練馬区役所前)発着の場合は1250円である。同社の予約サイト「リムジンバス予約 Web」で1か月前から予約を受け付けるが、当初は認可取得次第の予約開始となる模様。
既存路線の一部廃止も
本路線の新設に伴い現在運行している「 練馬・野方・中野~ 羽田空港線」は 「練馬駅(北口)」と「野方駅北口」停留所を廃止し「中野駅(北口)」 始発に変更になる 。同社では「練馬駅(北口)」利用者は新設の「 練馬駅(練馬区役所前) 」を、「野方駅北口」利用者にはバスタ新宿の利用を案内している。