JR西日本によると、山陽本線 新山口駅~厚東駅間において実施する、昼間時間帯集中工事による列車の運休にともなう、代行輸送の詳細が決定したので詳報する。9月27日の当該時間帯に利用の際は、確認の上で乗車していただきたい。
文:古川智規(バスマガジン編集部)
【画像ギャラリー】9月27日の山陽本線・新山口-厚東間でバス代行!
列車運休は9月27日
鉄道の運休区間は山陽本線 新山口駅~厚東駅間で、実施日は2021年9月27日(月)だ。代行輸送は鉄道代行バスになる。
乗車にはJRの乗車券類が必要
鉄道代行バスに乗車の際には乗車券・定期券・回数券等のJRの乗車券類の提示が必要で、運賃支払いにIC乗車券は利用できない。また運休区間を迂回するために、新山口-厚狭間の山陽新幹線を利用する場合でも便宜乗車の取り扱いは実施せず、新幹線特急券が必要なので注意されたい。
当日は下り・新山口発0855下関行きまでは通常通り運転される。新山口0934着の列車から運休が実施され、鉄道代行バスが運転されるものの、厚東駅には概ね鉄道よりも20分程度多くの時間がかかるダイヤなので、到着後に列車の接続はく次の列車まで待ち時間が発生する。
下りの代行輸送は新山口1540着まで行われ1613発の下関行きから通常運転に戻る。厚東から先の列車のうち、厚東発1123と1227については1-2分程度の時刻変更が実施される。
上りは厚東発0904岩国行きまでは通常運転。同駅0940着の岩国行きから、同1558着岩国行きまで代行輸送が実施される1644発岩国行きから通常運転に戻る。
代行バスのりば
厚東駅の鉄道代行バスは駅の入り口正面に停車する。本由良駅は駅舎から約250メートル離れた路上に停車するので上りと下りの停車位置は異なる。嘉川駅は駅前に停車する。新山口駅は乗車も降車も南口駅前ロータリーだが位置は異なる。
9月27日に山陽本線当該区間を利用する場合はあらかじめ乗車券の購入やダイヤやのりばの確認をすることをお勧めする。
(本稿の情報は正確を期すように努めていますが、ご利用の際は必ず事業者発表のバス停掲示やホームページ等をご確認の上でご計画ください。)