三菱ふそうトラック・バスは、大型路線バス「エアロスター」の新型モデルを発表した。新型エアロスターの特徴は、開扉発車防止装置「アクセルインターロック」を前扉に新たに設定したことだ。
文:古川智規(バスマガジン編集部)
【画像ギャラリー】三菱ふそう「エアロスター」の新型モデルが登場!
開扉発車防止装置とは?
開扉発車防止装置「アクセルインターロック」とは、乗降口扉が開いている間の発進を防止する装置のことだ。既に現行車で搭載済みの中扉に加えて前扉にも新たに搭載することにより、乗客の乗降時の安全性を強化した。
今回新規搭載する前扉のアクセルインターロックは、ノンステップ車に標準設定する。(ワンステップ車には未搭載)
また新型エアロスターは後写鏡(間接視界)に関する法規も対応し、室外ミラーの取り付け位置を法規基準に適合させた。日々の交通手段として利用される大型路線バスで求められる高い利便性と安全性を両立させ、快適な移動を提供することにより同社ではさらにエアロスターを進化させたい考えだ。
同車両の型式は2PG-MP38FK、東京地区での販売価格は税込み30,694,000円だ。なお、本稿掲載の写真はすべて撮影用の特別仕様車。