日本旅行メディアトラベルセンターでは、川崎市観光協会の協力で、工場夜景 が広がる川崎臨海地区に路線を展開する川崎市バスを貸切運行し、実路線をトレース運行しながら川崎臨海工場夜景を堪能する「川崎市路線バス貸切運行で行く 市バス沿線川崎臨海工場夜景」を企画した。
文:古川智規(バスマガジン編集部)
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■観光バスとはひと味違う路線バス
全国的に有名になった川崎工場夜景は川崎市の臨海部に広がる。川崎市バスはその臨海部に路線を展開し、市⺠の生活路線として運行され、夜間は保守照明に照らされ輝く工場や燃え盛るフレアスタックなどの工場夜景の合間を走り抜ける。かなりマニア向けの趣向になっているが、全容を見てみよう。
今回の企画では市バスの一般路線車を貸切にして運行することにより、定期路線では通過してしまう沿線の工場夜景をじっくりと案内しようとするものだ。バスは実際の路線経路をトレース運行しながら一部区間では定期便のバス停案内を放送し、臨海地区路線基地である塩浜営業所構内を通過する等、市バス乗車の臨場感も演出する。
各車には工場夜景ナビゲーターが乗車し、夜景のポイントを案内する。夜景エリアでは室内灯を消灯し 、闇夜に浮かび上がる工場夜景を堪能する。 また工場夜景をモチーフにしたクッキー「ヒカリノイズミ」が用意される。パッケージの写真は工場夜景カメラマンの第一人者である写真家の⻘⽊秀道⽒が撮影したもので、車内のおやつやお土産にできる。
■ツアーはこんな感じだ
このツアーの概要は次の通りだ。ツアー名は「川崎市路線バス貸切運行で行く市バス沿線川崎臨海工場夜景」で、旅行期間は2024年3月2日(土)の日帰り。最少催行人員は40名で、路線車だが全員着席保証。旅行代金は一人当たり、大人8,300円、小人7,800円。一般社団法人川崎市観光協会の協力で催行する。
ツアーのポイントは主に次の6点。 川崎臨海地区に路線を展開する川崎市バスの路線車で貸切運行する。実際の路線運行経路をトレース運行し、定期便のバス停案内も一部区間で放送する。工場夜景ナビゲーターが同乗し、工場夜景のポイントを案内する。
工場夜景区間では車内を消灯する。川崎市交通局塩浜営業所構内を通過する。車中のおやつやお土産に工場夜景クッキー「ヒカリノイズミ」を提供する。
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