はとバスは埼玉県飯能市とタイアップし、エコツーリズムの要素を採り入れ、人と環境にやさしいツアー「はとバス×飯能市タイアップ企画 大人のトレッキング!飯能天覧山紅葉サステナブルツアー」を2025年11月21日(金)より期間限定で運行する。
文:古川智規(バスマガジン編集部)
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■エコツーリズムとは?
同社では現在、「安全・快適・環境保全を追求し、人と環境にやさしい持続可能な社会の実現を目指して、新たな価値を創造し続けます」というサステナビリティ理念のもとで、SDGsの様々な取り組みを推進している。
その一環として、本年5月よりエコツーリズムを採り入れたツアーを運行している。エコツーリズムとは、地域の環境や文化の促進のため、旅行者にその素晴らしさに触れ、体験してもらう観光形態である。
今回訪問する飯能市は、都心から近く埼玉県の南西部に位置し、奥武蔵の山々と豊かな自然が広がるとともに、エコツーリズム推進法によりエコツーリズム推進全体構想認定第1号として認定された地域だ。
■ハイブリッド車を使用!
このツアーは飯能市エコツーリズム市民ガイドの案内により、美しい里山環境が残り明治天皇が登頂されたことでも知られる天覧山の山頂(標高197m)までのトレッキングと紅葉名所で幕末の戊辰戦争(飯能戦争)の舞台となった能仁寺を案内する。農業など地域の生産者の保護や活性化に繋げる取り組みの一つとして、飯能近隣で採れた新鮮な野菜を使用した昼食が提供される。
さらに飯能の天然温泉でくつろぐことができる。同ツアーに使用する車両は、優れた燃費と排出ガスの大幅削減を実現した環境にやさしいハイブリッド車だ。なお同ツアーの売上金の一部は「飯能市みらい環境基金」に寄付し、飯能市の環境保全に活用される。
■ツアー詳細
同ツアーの詳細は次の通り。運行日は2025年11月21日(金)・22日(土)・28日(金)・29日(土)・12月2日(火)・4日(木)。ツアー料金は大人12500円、こども(6歳以上12歳未満)11500円。
行程は東京駅丸の内南口(9:00発)=飯能エコツーリズムツアー(飯能市エコツーリズム市民ガイドの案内で能仁寺~天覧山をご案内)=OH!!!~発酵、健康、食の魔法~内 薪火と発酵のレストラン Femy_(飯能近隣で採れた新鮮な野菜を使用した昼食、ショッピング)=さわらびの湯(飯能の森に抱かれる天然温泉に入浴)=東京駅丸の内南口(19:00着予定)飯能市よりちょっぴりプレゼント付。
なお、飯能エコツーリズムツアーは往復約1.2kmの登山道なので、急な坂道や階段がありある。参加の際は歩きやすく滑りにくい靴と服装が望ましいとのことだ。
ハイブリッド車はEV車や燃料電池車が市場に出回るまでは比較的多く生産されていたが、路線車はモーターで駆動するバスが出回り始めている。貸切車や高速車では航続距離の問題からこれからだろう。その意味ではハイブリッド車はそろそろ貴重な部類に入ったとも言え、マニア的にはじっくりと乗るには良い機会と言えるのではないだろうか。
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