チャレンジングなバスが多く登場していた絶好調の時代 関東自動車:編

チャレンジングなバスが多く登場していた絶好調の時代 関東自動車:編

 栃木県の県都宇都宮を中心に、現在はほぼ県内全域に路線バス網を持つ関東自動車。産業再生機構による経営再建を経て、2018年に東野交通と合併するまでは、主に県南地域を主体とする事業者であった。

 1975年以降、路線バス事業は長期的低落傾向に入るが、関東自動車の平成初期は初の高速バス路線開設や、それに続く大阪への長距離夜行バスの運行開始、深夜バスサービス・バスカードシステムの開始、ノンステップバス導入に伴うデザイン変更など、活発な挑戦が続く中興の時代だったといえよう。

執筆・写真■石鎚 翼(バスマガジンvol.103より)

【画像ギャラリー】変革の時にあった関東自動車、この揺籃期っぷりは必見だ!!


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